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SESの現場を変えたい!案件を抜けたい!【常駐先が合わないときの対処法】

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SESの現場を変えたい!案件を抜けたい!【常駐先が合わないときの対処法】
SESの現場を変えたい!案件を抜けたい!常駐先が合わないときの対処法ってあるかな?

今回はこんな悩みにお答えしていきます。

昨今の就職・転職活動ではIT業界の人気が高まりつつあります。

そんな中、SESからの転職でキャリアアップしようと考えている方も少なくないでしょう。

そこで今回はSESの現場を変えたい、案件を抜けたい時の対処法や注意点、よくある質問などについて解説します。

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目次

※当記事はプログラミングスクールの受講経験、プログラミングスクールの講師経験、プログラミングの独学経験、Webエンジニア・アプリケーションエンジニア・フロントエンドエンジニアとしての勤務経験、ITエンジニアとしての就職活動経験がある私が、私の経験・体験を元に執筆・編集・監修をしております。私の経歴や私の略歴の詳細は記事下部の著者情報をご確認ください。 ※当記事へのご意見等はお問い合せフォームからお寄せください。

SESの現場を変えたい・案件を抜けたいと感じる理由

SESで働くエンジニアが、現場を変えたいまたは案件を抜けたいと感じる理由は大きく次の6つです。

SESの現場を変えたい・案件を抜けたいと感じる理由

  • 客先の人間関係が良くない
  • 正当な評価がされない
  • 将来性に不安を感じる
  • 案件をもらえない・選べない
  • 疎外感・孤独感を感じる
  • 現場のルールが厳しい

それぞれ詳しく解説します。

理由1. 客先の人間関係が良くない

派遣された常駐先の人間関係が悪く、現場を抜け出したいと考えるエンジニアの方は多いです。

会社では既に人間関係や派閥ができあがっており、その中に派遣されたエンジニアが入っていっても、なじむまでに時間がかかります

また、派遣されてきたエンジニアは一定期間で入れ替わるため、そもそも人間関係を構築しようと考えていない人もいるでしょう。

そのような環境下で朝から晩まで働くのは大きなストレスになります。

厚生労働省が実施している「職場におけるメンタルヘルス対策の状況」によると、職場におけるストレスのうち、人間関係によるものは25.7%です。

職場におけるメンタルヘルス対策の状況

画像引用元:厚生労働省

職場の人間関係から受けるストレスは大きく、心身にも大きな影響を及ぼします。

同調査ではストレス要因について相談相手がいる人のうち、職場の上司・同僚を相談相手としている人の割合は75.2%と、職場の上司や同僚がストレスの緩和材料になることも紹介されています

しかし、SESのエンジニアは派遣先の社内で人間関係を作りづらく、このような相談相手を見つけるのも簡単ではありません

このようなことから、社内の人間関係に疲れて現場を変えたいと考えるSESの方は多いです。

理由2. 正当な評価がされない

自分の頑張りが正当に評価されず、やる気をなくしてしまう方もSESには多いです。

SESでは客先に常駐して働くため、普段は雇用元であるSES企業の上司や同僚とは接することなく仕事をしています。

しかし、あなたの評価をするのは派遣先ではなくSES企業の上司です。

このような状況では、上司はあなたの日頃の働きぶりを直接見ておらず、正当に評価することができません。

そのため、いくら常駐先で頑張っても、上司がその頑張りを加味して評価することは難しいです。

これでは常駐先で頑張って働こうとは思えなくなってしまいますよね。

このような状況を回避するためには、SESのホワイト企業に転職することや、チームで派遣される案件の多いSES企業に転職することが挙げられます。

SESのホワイト企業では、人事評価制度を整備してエンジニアが努力して働くための仕組み作りに取り組んでいますし、営業力もあるため、あなたに合わない常駐先に当たってしまわないよう派遣先を選ぶことも可能です。

また、チームで派遣される案件に従事することで、上司や同僚と一緒に現場に入るため、あなたの頑張りを上司に間近で見てもらえます。

おすすめSESのホワイト企業・優良企業の見分け方【優良企業ランキングもご紹介】

理由3. 将来性に不安を感じる

SES企業に勤めていると、将来性に不安を感じてしまう方も少なくありません。

SES企業はエンジニアを派遣しているだけで、自社独自の強みなどを持ち合わせていないことが多く、今後淘汰されてしまう可能性があるためです。

さらに現在は経済産業省が発表した「2025年の崖」問題やDX化推進などを筆頭に、システム開発のニーズは高まっており、各社がIT人材を求めています。

独立行政法人情報処理推進機構が公表している「DX白書2023」では、83.5%の日本企業がDXを推進するためのIT人材が「大幅に不足している」または「不足している」と回答しており、前年割合から増加しています。

DXを推進する人材の「量」の確保

画像引用元:DX白書2023

このような状況下では、エンジニアも高い報酬金額を示してくれる企業へ流れてしまうため、エンジニアをただ派遣しているだけで年収が低いSES企業は生き残りが難しいでしょう。

将来性に不安が残るSES企業の特徴としては、多重下請け構造の下位層に位置する案件が多いことや、SES事業しか行っていないことなどが挙げられます。

ブラックなSES企業の特徴について詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。

おすすめSES(客先常駐)に将来性はある?【市場規模や業界の動向を解説】

理由4. 案件をもらえない・選べない

現場を変えたくても、エンジニア側が全く案件を選べないことやそもそも案件をもらえないことも、大きな不満の一つです。

SESの案件を選べない原因は企業側にある可能性が高く、概ね次のものが挙げられます。

SESの案件を選べない原因

  • SES企業の評判が悪い
  • 営業力が低い
  • 利益追求だけを営業に求めている

契約後の対応や派遣するエンジニアのミスマッチが多いなど、業界内で雇用元のSES企業の評判が悪いと、案件は回ってきません

SES企業の営業力が低い場合、営業が案件を取ってくることができず、エンジニアに回ってくる案件が少ないまたはない状態になってしまいます。

また、SES企業が利益追求だけを目的としている場合、営業はどんな条件でもとにかく案件を取ってきて、片っ端からエンジニアを派遣するビジネスモデルになってしまい、エンジニアは案件を選ぶ権利もなく、次々と劣悪な環境へ送り込まれることになります。

このようなことが行われているSES企業には近寄らない、または入社してしまった場合はすぐに転職活動を始めるようにしましょう。

ただし、エンジニア自身のスキル不足や求める条件が多すぎるなどの要因を抱えている場合もありますので、自己内省も欠かさずに行ってください。

理由5. 疎外感・孤独感を感じる

SESは客先へ派遣されることを繰り返すため、疎外感や孤独感を持ちやすく、心理的な負担が大きいことも大きな不満の原因です。

SESで勤めるエンジニアは、雇用元のSES企業へ出社することがほとんどありません

そのため、上司や同僚との人間関係も構築されにくく、自社への帰属意識が芽生えにくい環境です。

常駐先でも、一つの派遣先に長く居続けることができれば、ある程度人間関係も構築することができますが、短い期間で現場が変わってしまうと、常に初めて会う人達と仕事をしなければなりません。

仕事を進める中で、特に部署間の調整が必要な内容だと、社内の人間関係や日頃のコミュニケーションが潤滑油となる場面も多いです。

このような方法が使えないSESのエンジニアは、疎外感や孤独感を持ってしまうことも少なくないでしょう。

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理由6. 現場のルールが厳しい

SESで働くエンジニアの方が現場を変えたいと強く思う瞬間の一つが、現場のルールが厳しい時です。

例えば髪型や服装の指定、勤務時間といった就業規則から業務内容・業務量など現場によって様々な指定があります。

エンジニアに対して自由な働き方をイメージして入社した場合や、複数の自由な現場を経験してからルールの厳しい現場に当たった時などはギャップに苦しむことでしょう。

社会人としてある程度は受け入れる必要はありますが、あまりにも厳しい場合は次章で紹介する対処法を参考にしてみてください。

SESの現場を変えたい・案件を抜けたいときの対処法

SESで働く中で、現場を変えたいまたは案件を抜けたいと思った時の対処法は主に次の2つです。

SESの現場を変えたい・案件を抜けたいときの対処法

  • 常駐先の変更を相談する
  • 転職を視野に入れる

それぞれ詳しく解説します。

対処法1. 常駐先の変更を相談する

まずは常駐先を変更できないか相談をしてみましょう。

相談先は雇用元のSES企業の上司または営業担当者です。

SES企業に出勤するタイミングがあれば、直接伝えることをおすすめします。

もし直近で自社に出勤する日がない場合は、第一報をメールで伝えても問題ありません

その後、改めて面談日が設けられる場合は、面談の場で具体的にどこが合わなかったのか、どのような現場に派遣を希望するのか伝えるようにしましょう。

面談の場ではネガティブな理由や「人間関係が悪い」など配慮の難しい抽象的な理由ではなく、スキルを活かせる現場に入りたいなどポジティブかつ具体的に伝えることで、派遣先を決めやすくなります

対処法2. 転職を視野に入れる

SESの現場を変えることを打診したものの、良い返事が得られなかった場合には、転職を視野に入れてもよいでしょう。

SESとしてスキルや経験を一定程度積んだのであれば、同じSESへの転職だけでなく、SIerや自社開発企業への転職やフリーランスへの転身も十分に可能です。

特にSIerや自社開発企業では大幅な年収アップも目指せます

また、時間や場所に縛られない自由な働き方を目指すのであればフリーランスもおすすめです。

総務省統計局が公表している「令和4年就業構造基本調査」では、本業がフリーランスの方の人数は209万人と決して少ない数ではありません。

ただし、フリーランス協会が公表している「フリーランス白書2023」によると、フリーランスのうち年収400万円未満の方の割合は47.4%に上ります。

同白書では「エンジニア・技術開発系」の方は77.0%が400万円以上の収入を得ていることもわかります。

ただ、1,000万円以上の高い年収を目指すのであれば、自社開発やSIerへ転職する方が早いでしょう。

おすすめSESからの転職先おすすめ8選【エンジニア転職したい人必見】

SESの現場を変えたい・案件を抜けたいときの注意点

SESの現場を変えたいまたは、案件を途中で抜けたい時の注意点・押さえておくべきポイントは次の2点です。

SESの現場を変えたい・案件を抜けたいときの注意点

  • SESの現場を変えるのは難易度が高い
  • 穏便に退職したいなら退職代行がおすすめ

それぞれ詳しく解説します。

注意点1. SESの現場を変えるのは難易度が高い

SESとして会社に勤めながら、現場だけを変えるのは不可能ではありませんが、基本的には難しいでしょう。

理由は派遣先と雇用元のSES企業の関係悪化を防ぐためです。

SES企業は派遣先企業との間に、エンジニアを派遣することによって報酬を支払う派遣契約を締結しています。

派遣期間の途中でエンジニアの交代が発生する場合、派遣先は何かしらの理由があったと考えるでしょう。

そのため、あなたが現場を変えてほしいと訴えても、派遣先の心証を悪くしたくない営業担当者からすれば、なんとかあなたを説得して派遣契約期間中は常駐してもらうようにするはずです。

もちろん退職する場合や派遣先からハラスメントを受けている等、大きな問題や事情がある時にはこの限りではありません。

ただ、現場を変えることは簡単にはいかないことが多いでしょう。

注意点2. 穏便に退職したいなら退職代行がおすすめ

現場を変えたいと申し出ても営業担当者に対応してもらえない場合や、今のSES企業に将来性を感じられない場合は退職代行を利用してスムーズに退職してしまいましょう

退職代行サービスを利用することで、退職する旨の伝達や書類の郵送などを代わりに行ってくれるため、無駄なエネルギーを使わずにささっと退職することが可能です。

さらに利用する会社によっては、退職時の書類作成や有給消化のスケジュール調整、サービス残業が合った場合にはその残業代まで請求してもらえます。

自分で退職する旨を伝えられる人であっても、有給消化のスケジュールを主張したり、サービス残業代を請求したりするのは簡単ではありませんよね。

退職代行サービスを利用して、あなたの本来の権利をしっかりと主張して退職しましょう

おすすめ退職代行でSES(客先常駐)を辞める方法【体験談や損害賠償についても解説】

SESから転職したい人におすすめの転職エージェント

SESから転職したい人におすすめの転職エージェントを紹介します。

どのエージェントもIT業界に強みを持った頼もしい企業なので、あなたの転職活動の軸に少しでも合いそうと感じられたところがあれば、まずは相談をしてみてください。

SESから転職したい人におすすめの転職エージェント①マイナビIT AGENT

マイナビITエージェント

画像引用元:マイナビIT AGENT

マイナビIT AGENTは、就活や転職サイトを運営するマイナビのIT業界特化型転職エージェントです。

ITやWeb系の業界事情に詳しい専門のエージェントがあなたの担当に就き、一緒にキャリアプランを作成し、それに沿ったベストな求人を紹介してくれます。

このミスマッチの少ない求人紹介がマイナビIT AGENTの強みです。

マイナビIT AGENTの転職後の定着率は、97.5%ととても高いです。

マイナビITエージェントが選ばれる理由

画像引用元:マイナビIT AGENT

また、マイナビIT AGENTでは、転職した人の7割以上の方が転職による年収アップも達成しており、自分の希望する条件で転職できる可能性が高いです。

大手企業が運営しているため、知名度も高く長く働き続けられる職場情報を紹介してくれるマイナビIT AGENTは多くのエンジニアにとって心強い味方になってくれるでしょう。

>> マイナビIT AGENTの公式サイトを確認する
※マイナビのプロモーションを含みます。

SESから転職したい人におすすめの転職エージェント②Geekly

Geekly

画像引用元:Geekly

Geeklyは、ITやWeb、ゲーム業界のエンジニアに特化した転職エージェントです。

業界だけでなく職種でもターゲットを絞っているので、専門知識をたくさん持ったエージェントから転職サポートを受けることができます。

IT業界全般に精通した転職エージェントよりも、もう一歩踏み込んだかゆい所に手が届くサービスを期待する方におすすめです。

現在の職場で働きながらGeeklyを利用して転職を成功させた方の割合は88%と、エンジニアの働き方も熟知しているため、無理のない転職活動を進めてもらえることがわかります。

Geeklyの実績

画像引用元:Geekly

また、Geeklyを利用して転職した人のうち81%の方が約76万円の年収アップにも成功しているので、好条件の求人にも出会いやすいです。

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SESから転職したい人におすすめの転職エージェント③リクルートエージェント

リクルートエージェントは、人材サービス最大手のリクルートが運営する転職エージェントです。

案件数は非公開求人だけで約20万件を扱っており、会社によっては他の転職エージェントの公開求人よりも多いです。

案件数が非常に多いので、自分で転職サイトを眺めているよりも、一度リクルートエージェントに相談する方が効率よくあなたに合った求人を紹介してもらえます。

登録から面談までの流れもとても簡単で、必要事項を入力し、エージェントに登録してから7日以内に面談日程の調整連絡がもらえるので、「転職したい!」と思ったその時からすぐに活動を始めることが可能です。

面談は全国どこでも対応可能で、仕事や育児が忙しい方向けに電話でも行っているため、ライフスタイルに合わせた転職活動ができます。

地方にお住まいの方や面談時間を確保するのが難しい方も安心して利用できるため、どの転職エージェントを利用すればよいかわからない、という方は一度リクルートエージェントに登録するのがおすすめです。

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SESから転職したい人におすすめの転職エージェント④レバテックキャリア

レバテックキャリア

画像引用元:レバテックキャリア

レバテックキャリアは、IT・Web系のエンジニア・クリエイター特化型の転職エージェントです。

エンジニアに的を絞っていることから、満足度の高いサービス提供が可能で、ITエンジニアが利用したい転職エージェントNo.1にも選ばれています。

その理由は質の高い転職アドバイザーの存在です。

レバテックキャリアでは年間累計7,000回以上、担当者が企業に足を運び現場で働くメンバーに対してヒアリングを行っています。

この企業のニーズと現場の空気感を知り尽くしたアドバイザーが紹介する求人案件の満足度は、94%と非常に高いです。

また、案件だけでなくアドバイザーに対する感想も「業界知識が豊富」・「一人では得られない情報が得られた」といった内容が90%を占めており、アドバイザーへの信頼度も高いことがわかります。

レバテックキャリアの評判

画像引用元:レバテックキャリア

それを裏付けるようにアドバイザーが初回で提案した案件への内定率は9割と、あなたの適性と企業のニーズをしっかり見極めていることもうかがえます。

満足度の高い転職体験をしたいのであれば、レバテックキャリアの利用がおすすめです。

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SESから転職したい人におすすめの転職エージェント⑤dodaエンジニアIT

dodaエンジニアIT

画像引用元:dodaエンジニアIT

dodaエンジニアITは、転職サイト大手のdodaがITエンジニアに特化した転職情報を掲載するための特設ページです。

ITエンジニア向けの求人案件を約5万件扱っているため、働き方のニーズに合わせた案件を見つけることができます。

プログラミング言語33種類、フレームワーク30種類の中からこれらのスキルを募集要件として設けている求人案件に絞って検索することができるため、あなたの実務経験やスキルから具体的に絞り込めます。

反対に、あなたの得意な言語やスキルを求めている企業がどれくらいあるのかや、そのスキルに対する報酬の相場を知ることにも役立ちます。

報酬相場や企業のニーズを知ることで、求人案件を紹介された時の判断材料にも利用可能です。

まずは登録をして求人案件をどんどん調べ、良い案件があればアドバイザーと面談をしてみるのがよいでしょう。

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SESの現場を変える・案件を抜けるときによくある質問

SESの現場を実際に変える時または案件を途中で抜ける時に不安に感じられる方からのよくある質問を3つ取り上げます。

あなたも不安に感じるものがあれば参考にしてみてください。

質問1. SESの現場を半年で抜けても大丈夫?

SESの現場を抜けることは前述のように簡単ではありませんが、基本的には問題ありません

ただし、雇用元のSES企業としっかり連携を取らないとトラブルになったり、その後に入る案件の条件が悪くなったりしてしまう可能性があるので注意が必要です。

少なくとも直接派遣先へ現場を抜けたい旨を伝えることだけは避けましょう

あなたはあくまで派遣先とSES企業との間で交わされた契約に基づいて派遣されているため、窓口となる人同士で話し合いをしなければ現場は抜けられません。

また、現場を抜ける時期についても、担当者同士の話し合いが終わってから後任者への引継ぎを行うことで、現場を抜ける段取りが完了します。

今すぐ抜けたいと思っていても、引き続きそのSES企業で働き続けるのであれば、会社の方針に従って動くようにしましょう

おすすめSES(客先常駐)を転職するタイミングはいつ?【3年?半年?辞めたい人必見】

質問2. SESの現場を辞めたら損害賠償になる?

SESの現場を辞めるまたは退職する際に損害賠償請求をされるようなことは基本的にありません

あなたがプロジェクトの途中で現場を辞めることになったとしても、SES企業と一般的な雇用契約(無期雇用)を締結しているのであれば、民法第627条に基づいて、退職の申し出から2週間後には退職が可能です。

また、労働基準法第16条では労働者に対して違約金や損害賠償を盛り込んだ契約を結んではいけないと定められています。

そのため、故意で不正や職場に損害を与えるようなことを行っていない限り、会社から損害賠償請求をされることは原則ありません。

ただし、あなたが有期雇用をされている場合は、雇用契約期間中にプロジェクトを抜けることや退職することは難しい場合がありますので、契約内容をよく確認の上、SES企業と相談してください。

おすすめSES・客先常駐の退職手順【誰に言う?契約期間やトラブルは大丈夫?】
おすすめSESのおすすめの退職理由・転職理由【例文や伝え方もご紹介】

質問3. 契約途中にSESの現場を抜けても大丈夫?

SES企業と派遣先との間で締結された派遣契約の契約期間中に、あなたがSESの現場を抜けるまたは退職することは可能です。

ただし、派遣契約期間中の申し出であるため、営業担当者や上司などSES企業側から引き留めに合う可能性があります。

退職を考えて現場を抜けたいと伝える場合は、退職代行サービスの利用も視野に入れておくとよいでしょう。

おすすめ退職代行でSES(客先常駐)を辞める方法【体験談や損害賠償についても解説】

まとめ:SESの現場を変えたい!案件を抜けたい!【常駐先が合わないときの対処法】

今回はSESの現場を変えたい、案件を抜けたい時の対処法や注意点、よくある質問などについてご紹介しました。

改めてSESの現場を変えたい・案件を抜けたいと感じる理由を確認しておきましょう。

SESの現場を変えたい・案件を抜けたいと感じる理由

  • 客先の人間関係が良くない
  • 正当な評価がされない
  • 将来性に不安を感じる
  • 案件をもらえない・選べない
  • 疎外感・孤独感を感じる
  • 現場のルールが厳しい

またSESで働く中で、現場を変えたいまたは案件を抜けたいと思った時の対処法は主に次の2つです。

SESの現場を変えたい・案件を抜けたいときの対処法

  • 常駐先の変更を相談する
  • 転職を視野に入れる

SESの退職・転職を考えている方には以下の記事もおすすめです。あわせてご覧ください。

  • この記事を書いた人
CloudInt編集部

CloudInt編集部

本サイトの運営者・管理人。慶應義塾大学環境情報学部卒。人材系のWeb系メガベンチャー企業に新卒入社。兼業でフリーランスとしてiOSアプリ開発、Web開発、Webメディア運営、SEOコンサルティング等を行う。IT人材系のベンチャー企業でiOSエンジニア、Web系メガベンチャー企業でWebアプリケーションエンジニア、士業のスタートアップ企業でフロントエンドエンジニア、Web系メガベンチャー企業でプロダクトマネージャー兼SEOディレクター、ゲーム系のスタートアップ企業で最高技術責任者(CTO)、学生向けプログラミングスクールで講師の勤務経験あり(インターンを含む)。好きなプログラミング言語はSwiftとPythonとPHPとRubyとJavaScript。侍エンジニア塾元受講生。エンジニアやプログラミングスクール等での私の体験・経験に基づき記事を執筆・編集・監修。

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