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SES(客先常駐)を辞めたいときの対処法【退職の手順も解説】

更新日 :

SES(客先常駐)を辞めたい!辞めたいときの対処法や退職の手順も知りたい!

今回はこんな悩みにお答えしていきます。

昨今の就職・転職活動ではIT業界の人気が高まりつつあります。

そんな中、SESからの転職でキャリアアップしようと考えている方も少なくないでしょう。

そこで今回はSES(客先常駐)を辞めたいときの対処法や退職の手順などについて解説します。

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目次

※当記事はプログラミングスクールの受講経験、プログラミングスクールの講師経験、プログラミングの独学経験、Webエンジニア・アプリケーションエンジニア・フロントエンドエンジニアとしての勤務経験、ITエンジニアとしての就職活動経験がある私が、私の経験・体験を元に執筆・編集・監修をしております。私の経歴や私の略歴の詳細は記事下部の著者情報をご確認ください。 ※当記事へのご意見等はお問い合せフォームからお寄せください。

SES(客先常駐)を辞めたい理由

SES(客先常駐)で働く人が辞めたくなる理由は主に次の6つです。

SES(客先常駐)を辞めたい理由

  • エンジニアのスキルが身につかない
  • 人間関係が辛い
  • 給料・年収が増えにくい
  • 環境の変化がストレスになる
  • キャリアアップしにくい
  • 労働環境が悪い

各理由について詳しく解説します。

理由1. エンジニアのスキルが身につかない

SESで働くと、システム開発よりも保守・運用に携わることが多いため、プログラミングなどエンジニアとしてのスキルが身につきにくいデメリットがあります。

IT業界ではスキルを高めて、条件の良い企業に転職することが慣例となっているため、スキルが身につきにくい職場で働くことは大きな機会損失です。

会社によっては、システムとは関係のないIT機器の修理対応などに勤務時間の大半を割くことも。

このような会社に勤めていては、エンジニアとしてのスキルアップや将来的なキャリアアップを描くことができません。

そのため、エンジニアとしてのスキル不足になりやすいSES企業を辞めたいと考える人が続出しています。

理由2. 人間関係が辛い

SESは客先の企業へ出向して働くため、出向する度に新たな勤務先での人間関係を築く必要があります。

何度も勤務先が変わるため、同僚や上司との間に信頼関係が芽生えにくく人間関係の悩みを抱えやすいです。

人間関係にストレスを感じて、辞めたいと感じる人も少なくありません。

また、職場の人間関係は多くの人にとって大きな問題です。

厚生労働省が実施している「職場におけるメンタルヘルス対策の状況」によると、職場におけるストレスのうち、25.7%が人間関係によるものとされています。

このように、職場の人間関係がもたらすストレスは、職場で受けるストレスの中でも大きなものです。

同調査ではストレス要因について相談相手がいる人のうち、職場の上司・同僚を相談相手としている人の割合は75.2%となっています。

SESで働く人は、職場で相談できるような人も作りにくいため、客先常駐でメンタルを病む方も多いです。

人間関係における悩みやストレスは、SESを辞めたいと考える大きなきっかけになります。

おすすめSESはやめとけと言われる理由!未経験者にはおすすめ?【見分け方や対処法も解説】

理由3. 給料・年収が増えにくい

SESの年収が長期的に見た時に上がりにくいのも辞めたいと考える要因になっています。

ITエンジニアに特化した就活サイトのレバテックルーキーの調査によると、SESで働く新卒エンジニアの年収は平均約300万円で、年齢が30代を越えても年収が500万円を超えない方も少なくありません。

おすすめSESの年収の限界は500万?700万は可能?【給料が上がらない理由を解説】

これはSESが多重下請け構造になっていることが一つの原因です。

SESは下請けとして仕事を受注している企業も多く、下請けとしてプロジェクトに参画すると会社が得る報酬も低くなり、そこで働くエンジニアの給料も少なくなってしまいます。

国税庁が公表している「令和3年民間給与実態調査」によると、日本の平均年収は約443万円なので、SESで働くエンジニアは平均年収よりは高い収入が得られます。

しかし一方で、厚生労働省が公表している「令和3年賃金構造基本統計調査」ではプログラマーなどの「ソフトウェア作成者」の平均年収は約455万円、システムエンジニアなどの「システムコンサルタント・設計者」の平均年収は約733万円であるため、エンジニアの中では高い収入とはいえません

このように、給料・年収が増えにくいこともSESを辞めたいと考える大きな要因になっています。

理由4. 環境の変化がストレスになる

SESは派遣期間が終了すると、次の客先へ向かうため職場環境が頻繁に変化します。

何度も変化する職場環境がストレスになって辞めたいと考える人も多いです。

勤務先が変わるたびに通勤経路や通勤時間も変わるため、新しい職場までの経路を覚える必要がありますし、通勤時間が変われば生活リズムも変動します。

仕事内容も大きく変わらないとはいえ、勤務先が変わるごとに細かなルールや管理するシステムについて覚えたり勉強したりしなければならないことは多く、それだけでも大きな負荷になります。

やっと様々なことを覚えたころにはまた派遣先の切り替え、なんてことも珍しくはありません。

このような職場環境の変化を嫌って、SESを退職したいと考える人も一定数存在します

理由5. キャリアアップしにくい

SESを辞めたいと考える人の中には、SES企業でエンジニアを続けてもキャリアアップの将来が見えないと考える人も多いです。

SESでは先ほども紹介したように、システム開発やプログラミングに直接携わる機会が少ないため、スキルを身につきにくいです。

そのため、将来的にプロジェクトマネージャーやITコンサルタントにポジションを上げていくためのステップを踏みにくくキャリアアップが見込めません。

ただ、キャリアアップできずにSESでエンジニアを続けていても収入は上がりにくいため、周囲のエンジニアと収入面でどんどん差を付けられてしまいます

今の職場にいてはスキルアップしにくい現状をわかっていながら、何も行動を起こさなければ将来は見えているので、SESを辞めて転職しようと考える人も多く存在します。

おすすめSESだと転職できないって本当?難しい?【キャリアアップできない理由】

理由6. 労働環境が悪い

SESとして客先に常駐して働くエンジニアは労働環境が悪くなりやすいことも、退職原因の一つとして挙げられます。

SESで客先に派遣されているエンジニアの指揮命令権は派遣元の企業にあるため、派遣先の社員が仕事や残業を命じることは本来できません

しかし、指揮命令権が派遣元にあることを派遣先やエンジニア自身が知らないことも多く、これがまかり通っていることがあります。

また、エンジニアが知らないことをいいことに、派遣元のSES企業がエンジニアに労働条件をあいまいに伝えて派遣先企業からの命令を受けさせていることもあります。

SES企業はエンジニアが働けば働くほど利益が上がるので、このような労働実態を認容しているのが現状です。

このようなSES企業に就職してしまい、労働環境の悪さに耐えられなくなって退職を考えるエンジニアも多くいます

おすすめ客先常駐(SES)はやばい・地獄って本当?【見分け方や対処法も解説】

SES(客先常駐)を辞めたいときの対処法

本章では、SES(客先常駐)を実際に辞めたいと思った時にどのような行動を起こすべきかを解説します。

取るべき行動は主に次の3点です。

SES(客先常駐)を辞めたいときの対処法

  • 上司や担当者に相談する
  • 転職エージェントを利用する
  • 退職代行を使う

それぞれ詳しく解説します。

対処法1. 上司や担当者に相談する

SES企業を退職する場合には、派遣先の企業ではなく雇用主であるSES企業と話をする必要があります。

まずは自分の上司や営業担当者に話をするとよいでしょう。

SES企業に出社する日が設けられていれば、そのタイミングで上司や営業担当者とアポイントを取り付けて退職したい旨を伝えるのがベストですが、出社日が当面ない場合には、取り急ぎメールで連絡しても問題ありません

メールを見た上司や営業担当者から改めて面談について申し出があった場合は、所定の日時に面談に応じるようにし、その場で退職の意向を伝えてください。

その後、人事部から退職に向けた具体的な手続きや流れについて案内があるので、それに従って手続きを進めていくようにしましょう。

対処法2. 転職エージェントを利用する

SESを退職する際は転職先も併せて探すようにしましょう。

退職手続きにもエネルギーは必要なので、同時に進めるのは大変かもしれませんが、退職後のキャリアを途切れさせないためにも転職活動も行う必要があります。

転職活動には転職サイトではなく転職エージェントを利用するのがおすすめです。

転職エージェントは、転職サイトのように公開求人だけでなく非公開の案件も紹介してくれる可能性がある上に、担当エージェントが自分に合った求人を紹介してくれるため、転職後のミスマッチも防ぐことができます。

また、転職エージェントを使って転職活動を行うことによって、転職サイトで自分に合わない求人情報に目を通す必要もなくなるので、時間の節約にもなります。

退職を決意したら、転職エージェントの利用も一緒に始めてみましょう。

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対処法3. 退職代行を使う

SES企業から退職すると決めても、上司や営業担当者に自分からなかなか言い出せなかったり、退職する意向を伝えたにもかかわらず退職手続きの案内へ進めてもらえなかったりする場合もあります。

本来あってはならないことかもしれませんが、実際にこのようなことは日常茶飯事です。

そのような時には退職代行サービスを活用して確実に退職手続きを進めるようにしましょう。

特に次の転職先が決まっている場合には、出勤開始日までに退職手続きを完了させないとトラブルに発展する場合もあります。

退職代行には弁護士法人や労働組合が運営・監修しているものもあるため、プロの力を借りて退職手続きを進められます

おすすめの退職代行サービスについては後段で紹介しますので、併せて読んでみてください。

おすすめ退職代行とは?具体的な手順やメリット・デメリットを徹底解説
おすすめ退職代行でSES(客先常駐)を辞める方法【体験談や損害賠償についても解説】

SES(客先常駐)を辞める際の退職手順

SES(客先常駐)企業を辞める際の具体的な退職手順について解説します。

具体的には次の5つのステップで進めます。

SES(客先常駐)を辞める際の退職手順

  1. 退職の意思を伝える
  2. 退職日を決定する
  3. 残業や休暇などの精算をする
  4. 後任者へ引継ぎをする
  5. 退職手続きを行う

それぞれ詳しく解説します。

手順1. 退職の意思を伝える

まずは雇用元のSES企業に退職の意思を伝えましょう

SES企業で働くエンジニアが退職の意思を伝えるのは、派遣先の企業ではなく雇用元のSES企業です。

SES(客先常駐)は、民法第656条に基づく準委任契約に該当し、企業同士の契約に基づいて客先に常駐しているため、退職の意向を伝えるのは雇用元のSES企業です。

退職の意思を伝える際、最初は直属の上司や営業担当者へその旨を伝えます。

直近でSES企業へ出社する予定があればその日に、出社予定がなければまずはメールで伝えても問題ありません

メールで申し出をした場合は、追って面談の場を設定される可能性もありますが、退職までのスケジュール上、問題なければ面談の場で直接退職の意思を伝えましょう。

退職の意思を伝えることによって、社内での手続きが進み、具体的な退職時期などの案内がされます。

手順2. 退職日を決定する

退職の意思を伝えたら退職日について具体的な調整が進みます。

退職の意思を伝える際、退職希望日も一緒に伝えておくと円滑に進むので、転職先の勤務開始日などが決まっている場合は、申し添えておくとよいでしょう。

まだ転職先の勤務開始日が決まっていない場合には、退職希望日を退職の意思を伝える日の1ヶ月と1週間以上先の日にしておくと、スムーズに話が進みます。

1ヶ月ではなく1ヶ月と1週間である理由としては、SES企業が派遣先の企業へあなたが退職することを伝えてから1ヶ月後に退職日を迎える方が、派遣先にとって急な話になりにくくなるためです。

このように退職に向かっていくにあたっては、多くの関係者を介することになるため、退職の意思を伝えた日や退職希望日については、メモなどに日時と内容を残しておくことでトラブル防止にもなるので、可能な範囲で残しておくとよいでしょう。

手順3. 残業や休暇などの精算をする

雇用元との調整が完了し、退職日が確定したら退職月の残業代や、残っている有給休暇などの精算をしましょう

これまで有給休暇をほとんど使ってこなかった場合は、退職日までの全ての営業日を有給消化で終えることができるかもしれませんが、一日も出社しないとなると、退職手続きや後任者への引継ぎができなくなるため、全てを使い切るのは難しいです。

そのため、転職活動など事前に少しずつ有給休暇を消化しておくことがおすすめです。

反対に、退職月において引継ぎ業務などで残業が発生した場合は、その残業代についてもきっちり請求することができます。

有給消化や残業時間については、雇用元を通して派遣先としっかり調整しておくようにしましょう

手順4. 後任者へ引継ぎをする

退職日が決定するとSES企業側で後任のエンジニアを決定します。

この後任者への引継ぎもあなたの仕事なので、これまで行ってきた仕事を丁寧に引き継ぐようにしましょう。

業務に余裕があれば、引き継ぎ書を作っておくと引継ぎがスムーズになり、有給消化をしやすくなったり、退職後に連絡が来る可能性を減らせたりします。

特に転職後もエンジニアとして働くことを考えている場合、引継ぎを適当に行うと社内で悪いうわさが立ってしまい、今後の評判にも悪い影響を及ぼすので、避けてください。

手順5. 退職手続きを行う

退職の申し出を終え、SES企業側で人事的な手続きが進むと、退職手続きについて案内があります

案内の時期や連絡方法は企業によって異なるため、人事部や上司に事前確認をしておくことをおすすめします。

主な手続きは、職場から貸与されているものの返却と、退職届の手続きです。

これらの手続きが完了したら、後は退職日まで有給消化や後任者への引継ぎを行います。

退職手続きがひと段落したら、派遣先の企業にも退職の挨拶をすることで、良好な関係を保ったまま退職できます。

派遣先の企業にも挨拶をしておく方が良い理由としては、例えばSES企業を退職するために派遣先を離れるのに、派遣元から派遣先へ「あなたが勤務先を変えてほしいと申し出たために常駐先を離れる」と間違った伝え方をされていることも。

今後のことも考えて、派遣先との関係も良好に保つために挨拶なども退職手続きの一環として行っておくとよいでしょう。

おすすめSES・客先常駐の退職手順【誰に言う?契約期間やトラブルは大丈夫?】

SES(客先常駐)を辞めた後のおすすめの転職先

SES(客先常駐)を辞めた後におすすめの転職先について解説します。

本章で紹介する転職先は、どれもSESを辞めてよかったと言える転職先ばかりで、後悔する心配もありません。

おすすめの転職先は次の3つです。

SES(客先常駐)を辞めた後のおすすめの転職先

  • Web系(自社開発)
  • 大手SIer(受託開発)
  • 優良SES

それぞれ詳しく解説します。

おすすめSESからの転職先おすすめ8選【エンジニア転職したい人必見】

Web系(自社開発)

SESからWeb系(自社開発)へ転職することで、キャリアアップを見込めます

自社開発企業では、システム企画から開発・運用までを一貫して行うため、システム開発の上流工程から経験を積めます

上流工程の開発経験は、将来的にプロジェクトマネージャーやITコンサルタントへ転身したい方にも活用可能です。

自社でシステム開発を行うため、SESのように多重下請けによって安く買い叩かれる心配もありません。

また、自社開発においては自社で運用するシステムを開発するため、納期についても裁量を持って取り組みやすく、残業時間も長くなりにくい傾向にあります。

SESからどこに転職しようか悩まれている方はWeb系(自社開発)企業を目指してみるのもよいでしょう。

おすすめSESから自社開発への転職は難しい?【成功させるコツをご紹介】

大手SIer(受託開発)

大手SIerもSESからの転職先としておすすめの選択肢に入ります。

SIerではSESのように客先常駐でプロジェクトを進めるのではなく、クライアントの開発案件を企業として受託して進めていくため、様々な案件に携わることが可能です。

そのため、SESよりもエンジニアとしてのスキルアップが見込みやすいです。

また、大手SIerは元請けに近い案件に携わることが多いため、多重下請けによって報酬を安く設定される可能性は低いです。

同様の理由から、スキル・キャリアを積み上げることで年収アップも将来的に望めます

このようにSESからの転職先として大手SIerは、有効な選択肢の一つになります。

優良SES

SESから優良SES企業への転職はハードルも低くおすすめです。

既にSESで働いている方はこれまでの経験を直接的に活かすことができるため、Web系やSIerよりも転職しやすいです。

その上で現在勤めている会社よりも年収や労働環境が良くなるのであれば、転職しない手はありません。

しかし、自分で優良SES企業を見つけるのは難しいため、以下の記事を参考にして探すか、転職エージェントを活用して探すのがよいでしょう。

おすすめSESのホワイト企業・優良企業の見分け方【優良企業ランキングもご紹介】

SES(客先常駐)を辞めたい人には退職代行がおすすめ

SES(客先常駐)を辞めたい人におすすめの退職代行サービスを紹介します。

いずれも利用件数や口コミが多く、安心して利用できる退職代行です。

おすすめの退職代行は次の3つです。

SES(客先常駐)を辞めたい人におすすめの退職代行①退職代行Jobs

退職代行Jobs

画像引用元:退職代行Jobs

退職代行Jobsは、弁護士が監修し、労働組合と連携を行っている退職代行サービスです。

手続きは最短30分で完結し24時間対応してもらえるため、現在勤めているSESの残業時間が長く連絡をする時間が取れない人にもおすすめです。

退職できなかった場合の返金保証付きで、審査はあるものの料金をpaidyによる現金後払い対応もできます。

有給休暇の無料申請サポート退職が完了するまで期間無制限サポートなど、退職代行を初めて利用する方に安心のサービスがたくさんあります。

LINEまたはメールによる無料相談を24時間対応で行っているため、気になった方は簡単に問い合わせしてみてはいかがでしょう。

>> 退職代行Jobsの公式サイトを確認する

SES(客先常駐)を辞めたい人におすすめの退職代行②退職110番

退職110番

画像引用元:退職110番

退職110番は、弁護士法人が運営する退職代行サービスです。

弁護士法人が運営しているため、退職代行に限らず未払いの残業代がある場合に慰謝料の請求なども依頼できます。

多くの方が何度も退職を経験しないと思いますので、慣れない退職に係る手続きや交渉を丸投げできるのは大きな安心要素になるでしょう。

また、万が一退職できなかった場合には全額返金対応も行っているので、退職できなかった上に退職代行の費用を請求された、ということも起こりません。

安心して任せられる退職代行サービスの一つです。

>> 退職110番の公式サイトを確認する

SES(客先常駐)を辞めたい人におすすめの退職代行③退職代行EXIT

退職代行EXIT

画像引用元:退職代行EXIT

退職代行EXITは、弁護士が監修する退職代行サービスです。

これまでの退職成功率は100%と、全員が退職に成功しているため、安心して任せられます。

また、全額返金保証もついているため、万が一退職できなかった場合に費用請求される心配もありません。

NHKやテレビ朝日など大手メディアに多数取り上げられた実績もあり、業界のパイオニア的存在として知名度が高い点もおすすめポイントです。

費用は20,000円からと比較的安価で、無料LINE相談も可能なため、退職を検討されている方はとりあえず相談、といった形でも利用できます。

>> 退職代行EXITの公式サイトを確認する

おすすめ退職代行でSES(客先常駐)を辞める方法【体験談や損害賠償についても解説】

SES(客先常駐)を辞めたい人におすすめの転職エージェント

SES・客先常駐を晴れて退職できた後、次の就職先を探す際におすすめの転職エージェントを紹介します。

どれもエンジニアの方に特化した転職エージェントのため、これまでのキャリアやスキルを活かした転職が可能です。

SES(客先常駐)を辞めたい人におすすめの転職エージェント①リクルートエージェント

リクルートエージェントは、新卒採用やアルバイト求人などのサービスを行っているリクルートが運営する転職エージェントです。

リクルート自体が東証プライム市場に上場している大手企業のため、取り扱っている求人数は非常に多く、公開求人が約9万件、非公開求人も約8万件と、たくさんの求人案件が登録されています。

全国どこでも対応可能で、地方の求人も多く扱っているので、どの地域の方でも満足度の高い案件を紹介してもらえるでしょう。

まだエンジニアとしての経験が浅い方や、転職エージェントの利用に不安がある方でも、知名度が高く活用しやすい点もおすすめです。

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SES(客先常駐)を辞めたい人におすすめの転職エージェント②Geekly

Geekly

画像引用元:Geekly

Geeklyは、ITやWeb、ゲーム業界に特化した転職エージェントです。

IT業界に特化しているため、担当者も業界事情に詳しく、登録後にあなたのキャリアに合わせた転職先を紹介してもらうことができます。

GeeklyのWebサイトでは、SIerや受託開発に絞って求人情報を検索することもできるため、効率的に転職先を探すことも可能です。

登録されている求人を眺めるだけでも業界の報酬相場を理解することができますし、具体的な転職プランが定まっていない状態からの相談もできるため、気軽に利用してみるのがよいでしょう。

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SES(客先常駐)を辞めたい人におすすめの転職エージェント③レバテックキャリア

レバテックキャリア

画像引用元:レバテックキャリア

レバテックキャリアは、ITエンジニアが利用したい転職エージェント第1位に選ばれる人気の転職エージェントです。

レバテックキャリアは、ITやWeb領域のエンジニア・クリエイターに特化しているため、担当エージェントは業界内部の事情に詳しく、安心して相談できる点がポイントです。

現在勤めている企業で一定程度の経験を積んでいる方には、特化エージェントならではの非公開求人を紹介してもらえる可能性もあります。

今すぐの転職を考えていない方であっても、まずは情報収集から利用することもできるので、転職を検討している方は、相談申し込みをしてみるのがよいでしょう。

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SES(客先常駐)を辞めたい人によくある質問

本章ではSES(客先常駐)を辞めたい人が不安に思うよくある質問をまとめました。

先に、よくある悩みや質問を以下に列記するので、該当するものから読んでみてください。

SES(客先常駐)を辞めたい人によくある質問

  • 客先常駐を1週間で辞めるのはOK?
  • 客先常駐の退職の伝え方はどうすればいい?
  • 客先常駐の退職をメールで伝えても大丈夫?
  • SESの退職は誰に言うのがいい?
  • プロジェクト途中でSESを退職しても大丈夫?

それでは順番に解説していきます。

質問1. 客先常駐を1週間で辞めるのはOK?

客先常駐を1週間で辞めるのは不可能ではありません

民法第627条では、無期雇用においてはいつでも退職を申し出ることが可能とされており、申し出から2週間で退職できると定められています。

無期雇用とは契約期間に定めのない契約を指し、あなたと派遣元のSES企業との間で正社員としての雇用契約などを結んでいれば無期契約に該当します。

そして、ハラスメントやうつ病などの発症、労働契約で定められた業務内容から逸脱した内容に従事させられている場合などは2週間を待たず、いつでも契約を解除できます。

そのため、SES(客先常駐)を1週間で辞めること自体は不可能ではありません。

ただし、派遣元との間でトラブルになる可能性がありますので、できるのであれば事前に退職代行や弁護士等に相談をしておくとよいでしょう。

質問2. 客先常駐の退職の伝え方はどうすればいい?

客先常駐を退職するときの伝え方は、派遣先企業の上司または営業担当者に対していつまでに退職したいかを伝えるようにしましょう。

この時、退職希望日は退職を伝える日から1ヶ月と1週間以上先の日程で設定することをおすすめします。

派遣元から派遣先へあなたが退職することを伝えた日から退職日までの間に1ヶ月以上の余裕を持たせることで両企業の関係を悪化させないようにするためです。

もちろん転職先との間で既に勤務開始日を決定している場合はこの限りではありません。

おすすめSES・客先常駐の退職手順【誰に言う?契約期間やトラブルは大丈夫?】

質問3. 客先常駐の退職をメールで伝えても大丈夫?

客先常駐を退職する際、退職の意向をメールで伝えても問題はありません

客先常駐では、派遣元へ出社する回数が少ないため、直接上司や営業担当者に退職の意思を伝える機会が少ないです。

そのため、メールで退職の意思を伝えても大丈夫です。

ただし、メールを送った後に面談の場を設ける旨の連絡が来ることもあるため、その場合はスケジュールを調整して面談に参加し、直接退職の意思を伝えるようにしましょう。

質問4. SESの退職は誰に言うのがいい?

SESの退職は派遣元企業の上司や営業担当者に伝えましょう

派遣先はあなたの雇用主ではないため、派遣先に退職の意思を伝えても対応できません。

上司や営業担当者に伝えてもまともに対応してもらえない場合は、人事部に直接連絡すると、状況が進展する可能性もあります。

上司や営業担当者に直接伝えるのが難しい場合は、メールで連絡するか退職代行にお願いするとよいでしょう。

おすすめSES・客先常駐の退職手順【誰に言う?契約期間やトラブルは大丈夫?】

質問5. プロジェクト途中でSESを退職しても大丈夫?

現在携わっているプロジェクトの途中でSES(客先常駐)を退職しても、無期契約で雇用されていれば問題ありません

民法第627条の規定によると、無期雇用ではいつでも退職を申し出ることが可能とされているため、プロジェクトの途中で退職したとしても法律上は大丈夫です。

ただし、プロジェクトの途中で退職することで人間関係や今後のエンジニアとしてのキャリアに悪影響を及ぼさないか心配になる方もいるでしょう。

この場合、退職が確定した段階で、事前にプロジェクトメンバーに退職することを伝え後任者への引継ぎ事項をまとめて丁寧に引継ぎを行えば大きな問題は生じません。

反対にプロジェクト終了まで在職することで、せっかくの転職チャンスを棒に振ってしまっては元も子もないので、躊躇せずに次のキャリアへ進む段取りを行っていきましょう。

まとめ:SES(客先常駐)を辞めたいときの対処法【退職の手順も解説】

今回はSES(客先常駐)を辞めたいときの対処法や退職の手順などについて解説しました。

改めてSES(客先常駐)を辞めたい理由を確認しておきましょう。

SES(客先常駐)を辞めたい理由

  • エンジニアのスキルが身につかない
  • 人間関係が辛い
  • 給料・年収が増えにくい
  • 環境の変化がストレスになる
  • キャリアアップしにくい
  • 労働環境が悪い

またSES(客先常駐)を辞めたいときの対処法は以下の通りです。

SES(客先常駐)を辞めたいときの対処法

  • 上司や担当者に相談する
  • 転職エージェントを利用する
  • 退職代行を使う

SES(客先常駐)を辞める際の退職手順は以下の通りです。

SES(客先常駐)を辞める際の退職手順

  1. 退職の意思を伝える
  2. 退職日を決定する
  3. 残業や休暇などの精算をする
  4. 後任者へ引継ぎをする
  5. 退職手続きを行う

SES企業や他の企業との比較について更に詳しく知りたい方は以下の記事もあわせてご覧ください。

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CloudInt編集部

CloudInt編集部

本サイトの運営者・管理人。慶應義塾大学環境情報学部卒。人材系のWeb系メガベンチャー企業に新卒入社。兼業でフリーランスとしてiOSアプリ開発、Web開発、Webメディア運営、SEOコンサルティング等を行う。IT人材系のベンチャー企業でiOSエンジニア、Web系メガベンチャー企業でWebアプリケーションエンジニア、士業のスタートアップ企業でフロントエンドエンジニア、Web系メガベンチャー企業でプロダクトマネージャー兼SEOディレクター、ゲーム系のスタートアップ企業で最高技術責任者(CTO)、学生向けプログラミングスクールで講師の勤務経験あり(インターンを含む)。好きなプログラミング言語はSwiftとPythonとPHPとRubyとJavaScript。侍エンジニア塾元受講生。エンジニアやプログラミングスクール等での私の体験・経験に基づき記事を執筆・編集・監修。

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