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IT企業は客先常駐しかない?「客先常駐なし」の見分け方も解説

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IT企業は客先常駐しかない?「客先常駐なし」の見分け方も解説
IT企業は客先常駐しかない?「客先常駐なし」の見分け方も知りたい!

今回はこんな悩みにお答えしていきます。

昨今の就職・転職活動ではIT業界の人気が高まりつつあります。

そんな中、IT企業は客先常駐しかないと考えている方も少なくないでしょう。

そこで今回はIT企業は客先常駐が多い理由や「客先常駐なし」のIT企業の見分け方などについて解説します。

客先常駐以外の新しいキャリアをお考えの方は必見です!

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IT企業は客先常駐しかないって本当?

IT企業には客先常駐しかないと感じているエンジニアも多いようですが、自社開発などの案件も存在します。

しかし、日本のIT企業のほとんどが客先常駐を採用していて、中小企業であればほぼ自社開発案件はないといえるでしょう。

ここでは、IT企業が客先常駐しかないと思いやすい理由と客先常駐が多い理由について解説します。

客先常駐以外もある

結論から申しますと、IT企業に勤務しても客先常駐しかないわけではありません

自社開発や社内受託を取り扱っている大手SIer、Web系企業であれば、客先常駐ではない案件も取り扱っています。

しかし、日本のIT業界は多重下請け構造になっているケースが多く、プロジェクトごとに現場が変わる客先常駐案件ばかりです。

IT企業のほとんどは中小企業のため自社開発がなく、元請けSIerやクライアント企業への客先常駐する必要があります。

実際に、客先常駐をしている企業の割合はIT企業全体で9割を超えていて、そのうち28.8%の企業は開発エンジニアの7割を客先常駐で補っているようです。(参考:厚生労働省 働き方・休み方改善ハンドブック)

また、客先常駐ではない求人は人気のため、経験豊富なエンジニアのみスカウトや情報が開示されるケースもあります。

そのような背景もあり、経験の浅いエンジニアは客先常駐しかないと感じてしまうのではないでしょうか。

IT企業は客先常駐が多い理由

IT企業に客先常駐が多い理由として考えられるのは、次の3つです。

IT企業は客先常駐が多い理由

  • コミュニケーションのとりやすさ
  • 開発環境
  • セキュリティの問題

IT業界において、客先常駐が多い理由はさまざまな要因が組み合わさっていますが、一番はコミュニケーションのとりやすさです。

近年はリモートワークの普及でチャットツールも多く活用されていますが、細かいニュアンスを伝えるなら対面によるコミュニケーションが求められます。

プロジェクトの進行を効率的に管理するためには、コミュニケーションを密に取らねばなりません。

特に顧客からの要望に迅速に応えるためにも、客先常駐していたほうが効果的でしょう。

また、システム開発は顧客の環境に合わせて作る必要があるため、客先で開発したほうが効率的です。

特に顧客の基幹システムの開発やアップデートを行う場合は、客先常駐は避けられません。

さらに、取り扱うデータによってはデータの持ち運びができないため、客先でしか働けないケースもあります。

客先常駐しかないIT企業を避けたい人におすすめの就職先

エンジニアとして働く際、できれば客先常駐を避けたいと感じる方も多いのではないでしょうか。

客先常駐が少ない企業にはいくつかの特徴があり、社内勤務やリモートワークを推奨している企業も多いです。

ここでは客先常駐しかないIT企業を避けたい方におすすめの就職先を3つご紹介します。

客先常駐しかないIT企業を避けたい人におすすめの就職先

  • 自社開発企業
  • 受託開発企業
  • 社内SE

それでは順番に解説していきます。

1. 自社開発企業

客先常駐を避けてエンジニアとして働きたいなら、自社開発を行っている企業がおすすめです。

自社開発企業は、自社製品やサービスの開発や運用・保守がメイン業務のため、客先常駐せずに働けます。

客先常駐のない自社開発の見分け方として、自社製品・サービスをもっていることが挙げられます。

特に元請けの大手SIerで働ければ、年収アップや立場も上になるため、ぐっと働きやすくなるでしょう。

自社開発企業は外部とのやりとりが少なく、急な仕様変更や対応もほぼありません

また、黙々と運用・保守をするよりもシステムの企画や要件定義といった、上流工程の経験が積めるのもメリットです。

おすすめ自社開発エンジニアはやめとけと言われる理由【メリット・デメリットを解説】

2. 受託開発企業

受託開発企業は、顧客企業から直接仕事(プライム案件)を受注し、システムやソフトウェアの開発を行う企業です。

客先常駐がまったくないとは言い切れませんが、受託開発企業は基本的に自社内で作業します。

受託開発企業も顧客と密なコミュニケーションが必要になりますが、オンラインミーティングやどちらかのオフィスに出向いてやりとりするケースが多いです。

また、受託開発企業は同時に異なるプロジェクトが走っていることが多く、スキルアップや知見を広められるチャンスにもなります。

客先常駐とは異なり、受託開発企業は求められるスキルも高いですが、その分やりがいも感じられるでしょう。

3. 社内SE

客先常駐を避け、エンジニアとして働きたい方は、社内SEへの転職もおすすめです。

社内SEはIT企業だけでなく、さまざまな業種の企業で募集があります。

特に近年はDX化に力を入れている企業の増加により需要が高まっていて、高待遇での求人が増えています。

社内SEは自社のシステム開発をするため、ビジネスへの深い理解や柔軟なコミュニケーションスキルが必要です。

普段は多くの部署やチームと連携しながら開発作業を行いつつ、トラブルが発生したときには迅速な対応が求められます。

また、企業によっては社内SEといっても、システムの企画や開発などの上流工程を行う場合と、ヘルプデスクのようなサポート業務も担当する場合があります。

転職する際は、社内SEの担当する業務内容を事前に確認しておくといいでしょう。

おすすめ社内SEは勝ち組?楽すぎ?【理由や実態を詳しく解説】

「客先常駐なし」のIT企業の見分け方

ここからは客先常駐なしのIT企業の見分け方について5つの特徴を紹介します。

「客先常駐なし」のIT企業の見分け方

  • 求人上の勤務先・勤務時間が明確
  • 自社サービスを提供している
  • 中小企業とも取引がある
  • 社員数に合ったオフィス規模
  • 仕事風景の写真がある

1つずつ確認していきましょう。

見分け方1. 求人上の勤務先・勤務時間が明確

求人情報で勤務先や勤務時間が明確に記載されている場合は、客先常駐なしのIT企業であるケースが多いです。

客先常駐の場合「客先に準ずる」と記載されていたり、シフト制など不確定な書き方をしたり、はっきりとした勤務地や勤務時間が記載されていません。

他にも下記のような記載は客先常駐である可能性が高いです。

  • 東京23区内
  • 東京都内、または横浜市周辺
  • 首都圏近郊
  • クライアント先
  • プロジェクト先指定

また、具体的な年休や完全週休2日制と記載されている場合も、客先常駐がないITの企業である可能性が高いです。

転職サイトの求人だけでなく、公式HPにある求人情報も確認しておくと、見極めやすくなるでしょう。

見分け方2. 自社サービスを提供している

自社開発をしている企業は、自社製品やサービスの品質向上のために、社員に自社内で開発させています。

そのため、求人や公式HPに自社サービスや製品の記載がない場合は、客先常駐になる可能性が高いです。

自社サービスを提供している企業の場合、開発に必要なスキルについても明確に記載されています。

自社開発や受託開発している企業は製品のブランド力を重視しているため、客先常駐よりも高いスキルとチームワークが求められるでしょう。

見分け方3. 中小企業とも取引がある

客先常駐の少ない企業は中小企業とも取引があり、公式HPを確認するとIT企業以外の取引先の記載があるはずです。

特に大手SIerとばかり取引があるようであれば、多重下請けとして案件を受注しているIT企業である可能性があります。

大手企業と取引があるのをアピールしたいのかもしれませんが、中小企業との取引がない場合は注意が必要です。

また、年間を通して取引先を探しているIT企業も客先常駐である可能性が高いため、提携募集ページも確認しておくといいかもしれません。

主要取引先については会社HPや採用ページなどに記載されているため、求人情報を確認する際は取引先情報を確認しておきましょう。

見分け方4. 社員数に合ったオフィス規模

客先常駐がない企業は、社員数に応じたオフィス規模で有ることが多いです。

社員数が数千人いるにも関わらず、オフィスがビルのワンフロアのみの場合は、客先常駐である可能性が高いでしょう。

複数の拠点がある場合は、オフィスのレイアウトや設備などを企業紹介で確認しておくと、規模感がわかりやすいです。

メインオフィスが会議室だけであったり、休憩スペースがなかったりする場合は、オフィス内で作業してないかもしれません。

ただし、客先常駐がないIT企業のなかには、リモートワークを推奨しているケースがあります。

リモートワークを推奨している企業の場合、客先常駐がなくてもオフィス規模を縮小している可能性もあるので注意しましょう。

見分け方5. 仕事風景の写真がある

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客先常駐のないIT企業を選ぶ簡単な方法として、企業が公開している仕事風景の写真があります。

仕事中の写真は、オフィス内のコミュニケーションや働き方を判断するためにも重要なポイントです。

企業のWebサイトや求人サイトで、仕事風景でなく、飲み会やイベントの写真ばかり載せているのは客先常駐の多い企業の特徴でもあります。

帰社日が設けられているIT企業は、定期的に自社に集まり、イベントを開催してコミュニケーションの場を設けています。

一般的な企業でもイベントは開催されていますが、仕事風景の写真が一枚もないのは珍しいので、客先常駐の多い企業だと思いましょう。

「客先常駐なし」のIT企業に転職したい人におすすめのエージェント

客先常駐なしのIT企業へ転職するなら、転職エージェントの利用がおすすめです。

特にIT業界に特化した転職エージェントであれば、客先常駐の少ない求人や自分のスキルに合った求人情報をもらえる可能性があります。

企業の内情や面接対策をアドバイスしてもらえるため、IT企業への転職を目指すなら次の3つのエージェントは登録しておくとよいでしょう。

客先常駐なしのIT企業に転職したい人におすすめのエージェント①マイナビIT AGENT

マイナビITエージェント

画像引用元:マイナビIT AGENT

マイナビIT AGENTは、大手求人サイトマイナビが運営しているIT業界に特化した転職エージェントです。

転職市場でも人気の「社内SE」「アプリケーションエンジニア」をはじめとした求人を多く取り扱っています。

非公開求人も2023年10月現在6,359件あり、キャリアアドバイザーが自分のスキルや希望に合った求人を紹介してくれるでしょう。

マイナビIT AGENTを利用した方の年収アップ率は73.7%と高めで、内定後も97.5%の方が定着しています。

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客先常駐なしのIT企業に転職したい人におすすめのエージェント②Geekly

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画像引用元:Geekly

GeeklyはIT特化の転職エージェントで、ゲーム系やWeb系求人も多く取り扱っています

一人あたり56件以上も求人を紹介してもらえるため、客先常駐のない企業求人も見つけやすいでしょう。

自分のスキルや興味に合った求人を紹介してもらえるため、自分で求人を探したときよりもミスマッチが少なく、書類選考通過率も2.6倍アップしています。

キャリアアドバイザーは、元IT系エンジニアが多く、職種に合わせて強みを生かしたアドバイスが特徴です。

株式会社リクルートが行ったGOOD AGENT RANKINGで、複数の部門で1位を受賞している実績もあり、IT系で転職するなら登録しておきたいエージェントの1つです。

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客先常駐なしのIT企業に転職したい人におすすめのエージェント③レバテックキャリア

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画像引用元:レバテックキャリア

レバテックキャリアはIT業界に特化している転職エージェントのなかでも、年収アップを目指すエンジニアにおすすめのサービスです。

現場のエンジニアやPMに、直接必要なスキルや内情をヒアリングしているため、自分だけでは確認しきれなかった情報が得られたとの口コミもありました。

また、現職がある方でも転職相談しやすいよう直接のキャリアアドバイス以外に、LINEでも相談可能です。

さらにキャリアアップを目指す方や、SIerからWeb業界へ転職したい方など個別の無料転職相談会も実施しています。

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「客先常駐なし」のIT企業に関するよくある質問

最後に客先常駐なしのIT企業に関するよくある質問を3つご紹介します。

質問1. 新卒や未経験でも「客先常駐なし」のIT企業に就職できる?

新卒や未経験でも、客先常駐なしのIT企業に就職できる可能性はあります。

IT業界は常に人材不足であり、未経験者でも積極的に採用している企業は多く存在するからです。

しかし、客先常駐がある企業が9割もある以上、簡単には就職はできません。

客先常駐のない企業へ就職を目指す場合は、日頃からプログラミングの勉強や知識を身につけておく必要があるでしょう。

また、自社開発や社内受託の求人が見つからない場合は、ITやプログラミングの研修が充実している企業への就職もおすすめです。

ITスキルさえあれば、客先常駐なしへの転職はしやすくなるため、まずはスキルを磨いて着実にキャリアアップしましょう

質問2. 客先常駐はやめとけと言われる理由は?

ネット上では、客先常駐の働き方の厳しさから「客先常駐やSESはやめとけ」と否定的な意見が目立ちます。

客先常駐をやめとけと言われる理由は次の5つです。

客先常駐はやめとけと言われる理由

  • 労働環境の不安定になりやすい
  • 残業・休日出社が多い
  • スキルが身につきにくい
  • 正当な評価が得られにくい
  • 年収が低い

客先常駐はプロジェクトごとに現場が変わるため、労働環境が不安定になりやすいです。

クライアント企業による急な仕様変更やスケジュール遅延によって残業や土日の出社が多く、体調を崩してしまう方も少なくありません。

また、現場によって必要とされるスキルが異なるため、専門的なスキルが身につかない可能性があります。

さまざまなスキルが身につくメリットはありますが、専門性を伸ばしたい方にとってはデメリットでしょう。

さらに、自社での正当な評価が得られないのも客先常駐をやめとけと言われる原因です。

現場での頑張りや工夫がうまく会社に伝わらない可能性があり、年収が上がりにくいのも客先常駐の特徴といえます。

求められるスキルや業務範囲が広い割に、異常に年収が低いのも客先常駐はやめとけと言われる理由でしょう。

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質問3. 客先常駐は楽しいって本当?

客先常駐はデメリットが多く語られていますが、プロジェクト先によっては楽しいと感じる方もいます。

さまざまなプロジェクトのアサインはメリットに感じやすいですが、人脈の広がりや新たなスキルが身につくメリットがあります。

また、大手企業で仕事ができるのも、モチベーションのアップにつながりやすいでしょう。

客先常駐が楽しめるかは、個人の性格やキャリア、現場の雰囲気によるものが大きいため、誰でも楽しめるとは言えません。

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まとめ:IT企業は客先常駐しかない?「客先常駐なし」の見分け方も解説

今回はIT企業は客先常駐が多い理由や「客先常駐なし」のIT企業の見分け方などについて解説しました。

改めてIT企業は客先常駐が多い理由を確認しておきましょう。

IT企業は客先常駐が多い理由

  • コミュニケーションのとりやすさ
  • 開発環境
  • セキュリティの問題

客先常駐しかないIT企業を避けたい人におすすめの就職先は以下の通り。

客先常駐しかないIT企業を避けたい人におすすめの就職先

  • 自社開発企業
  • 受託開発企業
  • 社内SE

「客先常駐なし」のIT企業の見分け方では下記を抑えておきましょう。

「客先常駐なし」のIT企業の見分け方

  • 求人上の勤務先・勤務時間が明確
  • 自社サービスを提供している
  • 中小企業とも取引がある
  • 社員数に合ったオフィス規模
  • 仕事風景の写真がある

客先常駐についてさらに詳しく知りたい方には下記の記事もおすすめです。あわせてご覧ください。

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CloudInt編集部

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本サイトの運営者・管理人。慶應義塾大学環境情報学部卒。人材系のWeb系メガベンチャー企業に新卒入社。兼業でフリーランスとしてiOSアプリ開発、Web開発、Webメディア運営、SEOマーケティング等を行う。IT人材系のベンチャー企業でiOSエンジニア、Web系メガベンチャー企業でWebアプリケーションエンジニア、士業のスタートアップ企業でフロントエンドエンジニア、Web系メガベンチャー企業でプロダクトマネージャー兼SEOディレクター、ゲーム系のスタートアップ企業で最高技術責任者(CTO)、学生向けプログラミングスクールで講師の勤務経験あり(インターンを含む)。好きなプログラミング言語はSwiftとPythonとPHPとRubyとJavaScript。侍エンジニア塾元受講生。エンジニアやプログラミングスクールでの体験・経験に基づき記事を監修。

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