今回はこんな悩みにお答えしていきます。
常駐先が合わずSESの現場を変えたい・案件を抜けたいと考えている方も少なくないはず。
SESの現場を変えたい・案件を抜けたいのに働き続けていると、精神的にも肉体的にもストレスがかかり、思わぬ事態を引き起こしてしまうかもしれません。
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目次
SESの現場を変えたい・案件を抜けたいと感じる理由
SESで働くエンジニアが、現場を変えたいまたは案件を抜けたいと感じる理由は大きく次の6つです。
SESの現場を変えたい・案件を抜けたいと感じる理由
- 客先の人間関係が良くない
- 正当な評価がされない
- 将来性に不安を感じる
- 案件をもらえない・選べない
- 疎外感・孤独感を感じる
- 現場のルールが厳しい
それぞれ詳しく解説します。
理由1. 客先の人間関係が良くない
派遣された常駐先の人間関係が悪く、現場を抜け出したいと考えるエンジニアの方は多いです。
会社では既に人間関係や派閥ができあがっており、その中に派遣されたエンジニアが入っていっても、なじむまでに時間がかかります。
また、派遣されてきたエンジニアは一定期間で入れ替わるため、そもそも人間関係を構築しようと考えていない人もいるでしょう。
そのような環境下で朝から晩まで働くのは大きなストレスになります。
厚生労働省が実施している「職場におけるメンタルヘルス対策の状況」によると、職場におけるストレスのうち、人間関係によるものは25.7%です。
同調査ではストレス要因について相談相手がいる人のうち、職場の上司・同僚を相談相手としている人の割合は75.2%と、職場の上司や同僚がストレスの緩和材料になることも紹介されています。
しかし、SESのエンジニアは派遣先の社内で人間関係を作りづらく、このような相談相手を見つけるのも簡単ではありません。
このようなことから、社内の人間関係に疲れて現場を変えたいと考えるSESの方は多いです。
派遣先会社の社員とペアを組んで業務に臨んでいるが、ペアを組んだ派遣社員が全く働かずにこちらに業務の大半が回ってきた。
また、24時間365日の現場のため土日限らずにシフトに沿って働くため、年末年始に働くのは辛かった。
口コミ投稿者:rust1000さん / 24歳男性 / 神奈川県在住
業界(職種):ソフトウエア・通信(インフラエンジニア) / 1社目に1.5年、2社目に1.5年勤務中
平均年収:340万円 / 業務内容:映像監視チームのオペレーター統制業務
現場に高圧的な方が居た時には辞めたいと思った。そこにいるだけで威圧感があり話かけてもそっけない感じなため、すごく雰囲気が悪い。
口コミ投稿者:yn340526さん / 30歳男性 / 千葉県在住
業界(職種):金融(サーバエンジニア) / 3年間勤務
平均年収:400万円 / 業務内容:金融システムの運用保守
理由2. 正当な評価がされない
自分の頑張りが正当に評価されず、やる気をなくしてしまう方もSESには多いです。
SESでは客先に常駐して働くため、普段は雇用元であるSES企業の上司や同僚とは接することなく仕事をしています。
しかし、あなたの評価をするのは派遣先ではなくSES企業の上司です。
このような状況では、上司はあなたの日頃の働きぶりを直接見ておらず、正当に評価することができません。
これでは常駐先で頑張って働こうとは思えなくなってしまいますよね。
成果物を出しても、スキルが評価されていないと感じた時やだれでも出来る仕事を任せられた時にそこに自分がいる意味が無いのかと思う。また自分の希望が通らなかったとき。
口コミ投稿者:yn340526さん / 30歳男性 / 千葉県在住
業界(職種):金融(サーバエンジニア) / 3年間勤務
平均年収:400万円 / 業務内容:金融システムの運用保守
このような状況を回避するためには、SESのホワイト企業に転職することや、チームで派遣される案件の多いSES企業に転職することが挙げられます。
SESのホワイト企業では、人事評価制度を整備してエンジニアが努力して働くための仕組み作りに取り組んでいますし、営業力もあるため、あなたに合わない常駐先に当たってしまわないよう派遣先を選ぶことも可能です。
おすすめSESのホワイト企業・優良企業の見分け方【優良企業ランキングもご紹介】
理由3. 将来性に不安を感じる
SES企業に勤めていると、将来性に不安を感じてしまう方も少なくありません。
SES企業はエンジニアを派遣しているだけで、自社独自の強みなどを持ち合わせていないことが多く、今後淘汰されてしまう可能性があるためです。
さらに現在は経済産業省が発表した「2025年の崖」問題やDX化推進などを筆頭に、システム開発のニーズは高まっており、各社がIT人材を求めています。
独立行政法人情報処理推進機構が公表している「DX白書2023」では、83.5%の日本企業がDXを推進するためのIT人材が「大幅に不足している」または「不足している」と回答しており、前年割合から増加しています。
このような状況下では、エンジニアも高い報酬金額を示してくれる企業へ流れてしまうため、エンジニアをただ派遣しているだけで年収が低いSES企業は生き残りが難しいでしょう。
将来性に不安が残るSES企業の特徴としては、多重下請け構造の下位層に位置する案件が多いことや、SES事業しか行っていないことなどが挙げられます。
場面としては単体テスト以降。基本的に案件先の特徴もあり、すべてのフェーズにおいて資料をしっかり作って時間をかけてやるタイプの案件でした。
テストケースをつくったあとは、ひたすらテストをこなすだけなので、経験値が増えず抜けたいと感じました。
口コミ投稿者:おはぞえさん / 21歳男性 / 愛知県在住
業界(職種):サービス・インフラ(プログラマ、SE) / 2年間勤務
平均年収:330万円 / 業務内容:電力会社の基幹システム開発
おすすめSES(客先常駐)に将来性はある?【市場規模や業界の動向を解説】
理由4. 案件をもらえない・選べない
現場を変えたくても、エンジニア側が全く案件を選べないことやそもそも案件をもらえないことも、大きな不満の一つです。
SESの案件を選べない原因は企業側にある可能性が高く、概ね次のものが挙げられます。
SESの案件を選べない原因
- SES企業の評判が悪い
- 営業力が低い
- 利益追求だけを営業に求めている
契約後の対応や派遣するエンジニアのミスマッチが多いなど、業界内で雇用元のSES企業の評判が悪いと、案件は回ってきません。
SES企業の営業力が低い場合、営業が案件を取ってくることができず、エンジニアに回ってくる案件が少ないまたはない状態になってしまいます。
また、SES企業が利益追求だけを目的としている場合、営業はどんな条件でもとにかく案件を取ってきて、片っ端からエンジニアを派遣するビジネスモデルになってしまい、エンジニアは案件を選ぶ権利もなく、次々と劣悪な環境へ送り込まれることになります。
ただし、エンジニア自身のスキル不足や求める条件が多すぎるなどの要因を抱えている場合もありますので、自己内省も欠かさずに行ってください。
契約期間が終わってしまうとその都度面接を行わなくてはならなかったり、スキルが身についていないため紹介される案件も少なく案件を妥協せざる終えなくなってしまい、先行きが不安になりました。もともと開発に携わりたいと思い入社しましたが、いつまで事務仕事を続けなくてはならないのか手に色はつくのかと考え始め、同期に相談すると同じように悩む人が多くすでにやめている人もいました。
口コミ投稿者:りんごさん / 23歳女性 / 神奈川県在住
業界(職種):ソフトウエア・通信(システムエンジニア) / 1年間勤務
平均年収:約260万円 / 業務内容:地方自治体向け税関系システムのテスト支援、研修運営・サポート
理由5. 疎外感・孤独感を感じる
SESは客先へ派遣されることを繰り返すため、疎外感や孤独感を持ちやすく、心理的な負担が大きいことも大きな不満の原因です。
SESで勤めるエンジニアは、雇用元のSES企業へ出社することがほとんどありません。
常駐先でも、一つの派遣先に長く居続けることができれば、ある程度人間関係も構築することができますが、短い期間で現場が変わってしまうと、常に初めて会う人達と仕事をしなければなりません。
仕事を進める中で、特に部署間の調整が必要な内容だと、社内の人間関係や日頃のコミュニケーションが潤滑油となる場面も多いです。
このような方法が使えないSESのエンジニアは、疎外感や孤独感を持ってしまうことも少なくないでしょう。
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理由6. 現場のルールが厳しい
SESで働くエンジニアの方が現場を変えたいと強く思う瞬間の一つが、現場のルールが厳しい時です。
例えば髪型や服装の指定、勤務時間といった就業規則から業務内容・業務量など現場によって様々な指定があります。
社会人としてある程度は受け入れる必要はありますが、あまりにも厳しい場合は次章で紹介する対処法を参考にしてみてください。
自社の営業や顔合わせの面談の際にリモート勤務がほとんどと伺っていたので、一時間半程かかる場所の勤務地でしたが、そちらで仕事をすることになりました。
しかし蓋を開けてみると半月ほど出社をすることになり、今後も会場設営や資材搬入などで出社が増えるとのことで、毎日通勤で疲れ果ててしまいました。
またマルチタスクで不定期な仕事内容だったため、全く知識が定着せず常に不安を抱えていました。そのため面談時の内容と違いがあったり、このまま続けていてもモチベーションにつながらないと感じ現場を変えたいと思いました。
口コミ投稿者:りんごさん / 23歳女性 / 神奈川県在住
業界(職種):ソフトウエア・通信(システムエンジニア) / 1年間勤務
平均年収:約260万円 / 業務内容:地方自治体向け税関系システムのテスト支援、研修運営・サポート
SESの現場を変えたい・案件を抜けたいときの対処法
SESで働く中で、現場を変えたいまたは案件を抜けたいと思った時の対処法は主に次の2つです。
SESの現場を変えたい・案件を抜けたいときの対処法
- 常駐先の変更を相談する
- 転職を視野に入れる
それぞれ詳しく解説します。
対処法1. 常駐先の変更を相談する
まずは常駐先を変更できないか相談をしてみましょう。
相談先は雇用元のSES企業の上司または営業担当者です。
SES企業に出勤するタイミングがあれば、直接伝えることをおすすめします。
もし直近で自社に出勤する日がない場合は、第一報をメールで伝えても問題ありません。
面談の場ではネガティブな理由や「人間関係が悪い」など配慮の難しい抽象的な理由ではなく、スキルを活かせる現場に入りたいなどポジティブかつ具体的に伝えることで、派遣先を決めやすくなります。
対処法2. 転職を視野に入れる
SESの現場を変えることを打診したものの、良い返事が得られなかった場合には、転職を視野に入れてもよいでしょう。
SESとしてスキルや経験を一定程度積んだのであれば、同じSESへの転職だけでなく、SIerや自社開発企業への転職やフリーランスへの転身も十分に可能です。
また、時間や場所に縛られない自由な働き方を目指すのであればフリーランスもおすすめです。
総務省統計局が公表している「令和4年就業構造基本調査」では、本業がフリーランスの方の人数は209万人と決して少ない数ではありません。
ただし、フリーランス協会が公表している「フリーランス白書2023」によると、フリーランスのうち年収400万円未満の方の割合は47.4%に上ります。
同白書では「エンジニア・技術開発系」の方は77.0%が400万円以上の収入を得ていることもわかります。
ただ、1,000万円以上の高い年収を目指すのであれば、自社開発やSIerへ転職する方が早いでしょう。
おすすめSESからの転職先おすすめ8選【エンジニア転職したい人必見】
SESの現場を変えたい・案件を抜けたいときの注意点
SESの現場を変えたいまたは、案件を途中で抜けたい時の注意点・押さえておくべきポイントは次の2点です。
SESの現場を変えたい・案件を抜けたいときの注意点
- SESの現場を変えるのは難易度が高い
- 穏便に退職したいなら退職代行がおすすめ
それぞれ詳しく解説します。
注意点1. SESの現場を変えるのは難易度が高い
SESとして会社に勤めながら、現場だけを変えるのは不可能ではありませんが、基本的には難しいでしょう。
理由は派遣先と雇用元のSES企業の関係悪化を防ぐためです。
SES企業は派遣先企業との間に、エンジニアを派遣することによって報酬を支払う派遣契約を締結しています。
派遣期間の途中でエンジニアの交代が発生する場合、派遣先は何かしらの理由があったと考えるでしょう。
もちろん退職する場合や派遣先からハラスメントを受けている等、大きな問題や事情がある時にはこの限りではありません。
ただ、現場を変えることは簡単にはいかないことが多いでしょう。
注意点2. 穏便に退職したいなら退職代行がおすすめ
現場を変えたいと申し出ても営業担当者に対応してもらえない場合や、今のSES企業に将来性を感じられない場合は退職代行を利用してスムーズに退職してしまいましょう。
退職代行サービスを利用することで、退職する旨の伝達や書類の郵送などを代わりに行ってくれるため、無駄なエネルギーを使わずにささっと退職することが可能です。
自分で退職する旨を伝えられる人であっても、有給消化のスケジュールを主張したり、サービス残業代を請求したりするのは簡単ではありませんよね。
退職代行サービスを利用して、あなたの本来の権利をしっかりと主張して退職しましょう。
おすすめ退職代行でSES(客先常駐)を辞める方法【体験談や損害賠償についても解説】
SESから転職したい人におすすめの転職エージェント
SESから転職したい人におすすめの転職エージェントを紹介します。
どのエージェントもIT業界に強みを持った頼もしい企業なので、あなたの転職活動の軸に少しでも合いそうと感じられたところがあれば、まずは相談をしてみてください。
SESから転職したい人におすすめの転職エージェント①マイナビIT AGENT
マイナビIT AGENTは、就活や転職サイトを運営するマイナビのIT業界特化型転職エージェントです。
ITやWeb系の業界事情に詳しい専門のエージェントがあなたの担当に就き、一緒にキャリアプランを作成し、それに沿ったベストな求人を紹介してくれます。
マイナビIT AGENTの転職後の定着率は、97.5%ととても高いです。
また、マイナビIT AGENTでは、転職した人の7割以上の方が転職による年収アップも達成しており、自分の希望する条件で転職できる可能性が高いです。
大手企業が運営しているため、知名度も高く長く働き続けられる職場情報を紹介してくれるマイナビIT AGENTは多くのエンジニアにとって心強い味方になってくれるでしょう。
>> マイナビIT AGENTの公式サイトを確認する
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SESから転職したい人におすすめの転職エージェント②Geekly
Geeklyは、ITやWeb、ゲーム業界のエンジニアに特化した転職エージェントです。
業界だけでなく職種でもターゲットを絞っているので、専門知識をたくさん持ったエージェントから転職サポートを受けることができます。
IT業界全般に精通した転職エージェントよりも、もう一歩踏み込んだかゆい所に手が届くサービスを期待する方におすすめです。
現在の職場で働きながらGeeklyを利用して転職を成功させた方の割合は88%と、エンジニアの働き方も熟知しているため、無理のない転職活動を進めてもらえることがわかります。
また、Geeklyを利用して転職した人のうち81%の方が約76万円の年収アップにも成功しているので、好条件の求人にも出会いやすいです。
SESはスキルアップしにくいと感じたので退職しました。転職活動では転職エージェントを利用しました。Geekly、D社、W社などを使いました。D社は全く興味のない業界の求人を案内してきており、全く参考になりませんでした。W社は30件ほどにいきなり書類を送るなどしており、サポートというよりもノルマでやってるという感じがしました。
一方でGeeklyは親身になって日程等を自分の都合に合わせて組んでくれたので使いやすかったです。基本的にはGeeklyに日程調整等を任せて長期的なスパンで転職活動を行いました。
口コミ投稿者:rust1000さん / 24歳男性 / 神奈川県在住
業界(職種):ソフトウエア・通信(インフラエンジニア) / 1社目に1.5年、2社目に1.5年勤務中
平均年収:340万円 / 業務内容:映像監視チームのオペレーター統制業務
SESから転職したい人におすすめの転職エージェント③リクルートエージェント
リクルートエージェントは、人材サービス最大手のリクルートが運営する転職エージェントです。
案件数は非公開求人だけで約20万件を扱っており、会社によっては他の転職エージェントの公開求人よりも多いです。
案件数が非常に多いので、自分で転職サイトを眺めているよりも、一度リクルートエージェントに相談する方が効率よくあなたに合った求人を紹介してもらえます。
面談は全国どこでも対応可能で、仕事や育児が忙しい方向けに電話でも行っているため、ライフスタイルに合わせた転職活動ができます。
地方にお住まいの方や面談時間を確保するのが難しい方も安心して利用できるため、どの転職エージェントを利用すればよいかわからない、という方は一度リクルートエージェントに登録するのがおすすめです。
SESから転職したい人におすすめの転職エージェント④レバテックキャリア
レバテックキャリアは、IT・Web系のエンジニア・クリエイター特化型の転職エージェントです。
エンジニアに的を絞っていることから、満足度の高いサービス提供が可能で、ITエンジニアが利用したい転職エージェントNo.1にも選ばれています。
その理由は質の高い転職アドバイザーの存在です。
この企業のニーズと現場の空気感を知り尽くしたアドバイザーが紹介する求人案件の満足度は、94%と非常に高いです。
また、案件だけでなくアドバイザーに対する感想も「業界知識が豊富」・「一人では得られない情報が得られた」といった内容が90%を占めており、アドバイザーへの信頼度も高いことがわかります。
それを裏付けるようにアドバイザーが初回で提案した案件への内定率は9割と、あなたの適性と企業のニーズをしっかり見極めていることもうかがえます。
満足度の高い転職体験をしたいのであれば、レバテックキャリアの利用がおすすめです。
SESから転職したい人におすすめの転職エージェント⑤dodaエンジニアIT
dodaエンジニアITは、転職サイト大手のdodaがITエンジニアに特化した転職情報を掲載するための特設ページです。
ITエンジニア向けの求人案件を約5万件扱っているため、働き方のニーズに合わせた案件を見つけることができます。
プログラミング言語33種類、フレームワーク30種類の中からこれらのスキルを募集要件として設けている求人案件に絞って検索することができるため、あなたの実務経験やスキルから具体的に絞り込めます。
報酬相場や企業のニーズを知ることで、求人案件を紹介された時の判断材料にも利用可能です。
まずは登録をして求人案件をどんどん調べ、良い案件があればアドバイザーと面談をしてみるのがよいでしょう。
おすすめIT業界・エンジニアに強い転職エージェントおすすめ15選を解説
IT業界・エンジニアに強い転職エージェントおすすめ15選を解説
更新日:2024年7月30日
SESの現場を変える・案件を抜けるときによくある質問
SESの現場を実際に変える時または案件を途中で抜ける時に不安に感じられる方からのよくある質問を3つ取り上げます。
あなたも不安に感じるものがあれば参考にしてみてください。
質問1. SESの現場を半年で抜けても大丈夫?
SESの現場を抜けることは前述のように簡単ではありませんが、基本的には問題ありません。
ただし、雇用元のSES企業としっかり連携を取らないとトラブルになったり、その後に入る案件の条件が悪くなったりしてしまう可能性があるので注意が必要です。
少なくとも直接派遣先へ現場を抜けたい旨を伝えることだけは避けましょう。
また、現場を抜ける時期についても、担当者同士の話し合いが終わってから後任者への引継ぎを行うことで、現場を抜ける段取りが完了します。
今すぐ抜けたいと思っていても、引き続きそのSES企業で働き続けるのであれば、会社の方針に従って動くようにしましょう。
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質問2. SESの現場を辞めたら損害賠償になる?
SESの現場を辞めるまたは退職する際に損害賠償請求をされるようなことは基本的にありません。
あなたがプロジェクトの途中で現場を辞めることになったとしても、SES企業と一般的な雇用契約(無期雇用)を締結しているのであれば、民法第627条に基づいて、退職の申し出から2週間後には退職が可能です。
また、労働基準法第16条では労働者に対して違約金や損害賠償を盛り込んだ契約を結んではいけないと定められています。
ただし、あなたが有期雇用をされている場合は、雇用契約期間中にプロジェクトを抜けることや退職することは難しい場合がありますので、契約内容をよく確認の上、SES企業と相談してください。
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質問3. 契約途中にSESの現場を抜けても大丈夫?
SES企業と派遣先との間で締結された派遣契約の契約期間中に、あなたがSESの現場を抜けるまたは退職することは可能です。
ただし、派遣契約期間中の申し出であるため、営業担当者や上司などSES企業側から引き留めに合う可能性があります。
退職を考えて現場を抜けたいと伝える場合は、退職代行サービスの利用も視野に入れておくとよいでしょう。
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まとめ:SESの現場を変えたい!案件を抜けたい!【常駐先が合わないときの対処法】
今回はSESの現場を変えたい、案件を抜けたい時の対処法や注意点、よくある質問などについてご紹介しました。
改めてSESの現場を変えたい・案件を抜けたいと感じる理由を確認しておきましょう。
SESの現場を変えたい・案件を抜けたいと感じる理由
- 客先の人間関係が良くない
- 正当な評価がされない
- 将来性に不安を感じる
- 案件をもらえない・選べない
- 疎外感・孤独感を感じる
- 現場のルールが厳しい
またSESで働く中で、現場を変えたいまたは案件を抜けたいと思った時の対処法は主に次の2つです。
SESの現場を変えたい・案件を抜けたいときの対処法
- 常駐先の変更を相談する
- 転職を視野に入れる
SESの退職・転職を考えている方には以下の記事もおすすめです。あわせてご覧ください。