今回はこんな悩みにお答えしていきます。
ここ最近プログラミングの需要は急激に高まってきており、フリーランスや転職といった形でエンジニアを目指す方が増えてきているそうです。
これに伴って、複雑なWebアプリケーションを簡単に実装できる「Webフレームワーク」のスキルも注目を集めています。
この記事でわかること
- Ruby on Railsとは
- Ruby on Railsでできること
- Ruby on Railsが使われている有名サービス
- Ruby on Railsは稼げるのか
- Ruby on Railsを学習するメリット
- Ruby on Railsを学習するデメリット
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目次
Ruby on Railsとは
Ruby on Railsとはウェブアプリの開発に向いたフレームワークです。
Rubyとは日本では初となる国内で開発されたプログラミング言語です。
つまりRuby on RailsはRubyを使ってウェブアプリの開発をしやすいように、環境が整えられたものだと言えます。
デンマーク在住のエンジニアによって開発されたもので、RailsやRoRなどといった呼ばれ方もあるのです。
Ruby on Railsの特徴
Ruby on Railsにはどんな特徴があるのでしょうか。
Ruby on Railsの特徴
- MVCアーキテクチャの採用
- 汎用性の高さ
それでは順番に解説していきます。
MVCアーキテクチャの採用
Ruby on Rails最大の特徴はMVCアーキテクチャを採用した点です。
- データを扱うモデル
- 見た目のビュー
- 上記2つの連携をするコントロール
この3つがそれぞれ独立しています。
汎用性の高さ
Ruby on Railsは汎用性が高いのも特徴の1つです。
様々なシーンにあわせた利用用途があることから、Ruby on Railsを学ぶことの価値は高いと言えるでしょう。
Ruby on Railsでできること
次にRuby on Railsでできることについても確認しておきます。
前段でも軽く触れていますが、Ruby on Railsは汎用性が高いのが特徴です。
そのためかなり幅広い使い方ができるのです。
Ruby on Railsでできること
- ウェブサイトの構築
- SNSの構築
- 決済機能のついたウェブサイト
- スマホアプリ開発の一部
- 業務システムの開発
- API開発
などが代表的な事例でしょう。
Ruby on Railsが使われている有名サービス
では実際にどんなサービスにRuby on Railsが使われているのでしょうか。
Ruby on Railsが使われている有名サービス
- クックパッド
- グノシー
- エアーハブ
- 食べログ
などが有名です。
特にSNSのTwitterの開発に使われたことは知られています。
Ruby on Railsは稼げるのか
Ruby on Railsは有名なサービスでも使われるほど、現在のウェブアプリ開発ではスタンダードなフレームワークとなります。
ただ一部ではRuby on Railsは既に終わっているという声もあります。
その理由としては処理速度の遅さや、代替できる言語の登場などがあげられます。
しかし1995年にRubyが発表されて以降、様々なウェブアプリが開発されてきました。
多少需要が減る可能性は否めませんが、フレームワークとしての人気は健在と言えるでしょう。
Ruby on Railsの求人数
次にRuby on Railsの求人数についても見ていきます。
Ruby on Rails | Laravel | |
indeedの求人数 | 13,103件[indeedより] | 13,831件[indeedより] |
求人ボックスの求人数 | 6,568件[求人ボックスより] | 6,663件[求人ボックスより] |
dodaの求人数 | 811件[dodaより] | 665件[dodaより] |
マイナビ転職の求人数 | 369件[マイナビ転職より] | 318件[マイナビ転職より] |
リクナビNEXTの求人数 | 248件[リクナビNEXTより] | 236件[リクナビNEXTより] |
Greenの求人数 | 1,817件[Greenより] | 1646件[Greenより] |
多少違いはありますが、Ruby on RailsもLaravelも求人数はかなり多いです。
とはいえ先程「Ruby on Railsは将来性がないのでは」という意見があることも書きました。
確かに海外においてはそうした傾向があるのは否めません。
Ruby on Railsの平均年収
Ruby on Railsの平均年収についても確認してみます。
Ruby on Railsの平均年収
- 正社員で720万円程度~1200万円程度
- フリーランスで約1000万円程度
というのがおよその相場となっています。
当然ですがスキルのレベルであったり、プロジェクトのどの工程に関わるのかによって収入は大きく変動するでしょう。
Ruby on Railsを学ぶメリット
Ruby on Railsを学ぶメリットはあるのでしょうか。
Ruby on Railsを学ぶメリット
- 学習環境が豊富である
- 需要が途切れるリスクが少ない
- スキル次第では高年収もある
以上の3点からRuby on Railsのメリットを解説してみます。
メリット① 学習環境が豊富である
Ruby on Railsはとにかく学習しやすいのがメリットになります。
また書籍など参考にできるものも多いですし、学習サイトなども豊富にあるので初めてプログラミング言語を学ぶには最適な環境があります。
メリット② 需要が途切れるリスクが少ない
Ruby on Railsは様々なサービスで利用されています。
特に日本国内ではスタートアップ企業が採用することも多いので、需要が高いというのもメリットになるのです。
ですが中短期的に見て、リスクの少ない言語であると言えるでしょう。
メリット③ スキル次第では高年収もある
Ruby on Railsのスキル次第では高年収を実現できるのもメリットです。
まだまだ需要がある言語だけに、しっかりとスキルを身につけてキャリアアップできれば将来的に安定した生活が得られるでしょう。
Ruby on Railsを学ぶデメリット
最後にRuby on Railsを学ぶデメリットも2つ考えておきます。
Ruby on Railsを学ぶデメリット
- データサイエンスでは利用されていない
- 汎用性が高いゆえに可読性が低くなる可能性がある
この2点について詳しく見ていきます。
デメリット① データサイエンスでは利用されていない
近年IT業界で注目されているのがデータサイエンスです。
いわゆるビッグデータの活用などの分野で、ビジネスには欠かせない存在になってきています。
今後も需要があり伸びていく分野に対して、関われていないのはデメリットになるでしょう。
データサイエンスを習得したい方にはPythonがオススメです。詳しくは「Pythonが学べるプログラミングスクール9選をご紹介」をご覧ください。
デメリット② 汎用性が高いゆえに可読性が低くなる可能性がある
Ruby on Railsは汎用性が高いという特徴があります。
ただ汎用性が高いということは、人によってコードの記述に差が出てしまうデメリットがあります。
とはいえチームごとにコーディングルールや命名規則を統一しておけば問題を解決できるので、小さなデメリットと言えるでしょう。
まとめ:Ruby on Railsとは?学ぶメリットやデメリットを解説
今回はWebフレームワークの中でも大人気のRuby on Railsの特徴や需要の高さ、学習するメリット・デメリットについてご紹介しました。
Ruby on Railsとはウェブアプリの開発に向いたフレームワークで、Rubyというプログラミング言語で作られています。
特に日本はRubyが誕生した国ということもあり、Railsの人気は安定的と言えるでしょう。
またRuby on Railsを学習するメリットとデメリットをまとめると以下のようになります。
Ruby on Railsを学習するにはRubyの知識が欠かせません。
未経験からRuby on Railsのエンジニアになりたい方は、RubyとRailsの学習に対応しているプログラミングスクールがオススメです。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
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