Webデザインスクール情報メディア「CloudInt」は、全国のWebデザインスクール受講経験者120名を対象に、受講期間とその背景に関する独自調査を実施しました。
本調査の目的は、Webデザインを学びたいと考える社会人が、学習期間の見通しを持ちやすくすることです。「どれくらいの期間が必要なのか」「どんな生活スタイルの人が学びやすいのか」といった疑問を持つ方々に対し、受講者の実態をもとにした具体的な指標を提供します。
目次
Webデザインスクールの受講期間の分布
受講期間として最も多かったのは「1ヶ月」で、全体の27.5%を占めました。次いで「12ヶ月(11.7%)」「3ヶ月(9.2%)」と続きます。
全体の平均受講期間は「7.0ヶ月」という結果でした。多くのスクールが月額課金制を採用している背景もあり、1〜3ヶ月の短期集中で終える受講者も一定数存在します。
一方で、1年近く継続して学ぶ層も2割近く存在し、目的やライフスタイルによって学習期間が大きく分かれていることがわかります。
短期間受講者の特徴|副業目的が中心、平均年齢は33歳
1〜3ヶ月で修了する「短期受講者」に焦点を当てると、次のような傾向が見えてきました。
- 平均年齢は33歳
- 74.5%が女性
- 98.0%がオンラインで受講
- 卒業後に副業を始めた人の割合は25.5%
この層は、比較的若年かつ現職と並行しながら学習するケースが多く、「短期で成果を出したい」「まずは副業から始めたい」という意図が見受けられました。
実際の自由記述では、「育児の合間に自宅で取り組めるスキルを身につけたかった」「副収入を得るために短期間で効率よく学びたかった」といった具体的な背景が多く記載されています。
長期間受講者の特徴|転職・独立志向が強く、平均年齢は36.5歳
対照的に、10ヶ月以上受講する「長期受講者」は以下のような特徴が確認されました。
- 平均年齢は36.5歳
- 女性比率は64.5%
- 96.8%がオンライン受講
- 卒業後に副業またはフリーランスとして活動開始した割合は41.9%
年齢がやや高めで、既存のキャリアから大きく転換する目的を持つ受講者が多く含まれています。特に「広告・IT・クリエイティブ業界への転職を目指す」「フリーランスとして独立する準備をしたい」といった長期視点での学習動機が中心となっています。
受講検討者にとって「リアルな体験談」は不可欠な判断材料
今回の調査対象の多くは、複数のスクールを比較検討した経験を持っています。その中で「同じ境遇の人の体験談がもっと見られたら安心だった」「時間や費用の見通しを得てから受講すべきだった」との意見も多く聞かれました。
学習目的や時間的制約が多様化するなかで、数値的な受講期間だけでなく、受講者の属性別の傾向や背景もあわせて把握できる情報へのニーズが顕著です。
調査概要
調査概要:Webデザインスクールの受講期間の分布
調査対象:全国のWebデザインスクール受講経験者(20〜60代)
調査人数:120名
調査期間:2024年05月03日~2025年05月18日
調査方法:インターネット調査・スクール運営企業との連携
調査主体:https://cloudil.jp/
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今後も、受講者のリアルな声に基づく一次データをもとに、スクール選びの判断材料を提供していく予定です。
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