今回はWeb系の大手自社開発企業を中心に新卒エンジニア就活をしていた私が、チームラボの「オンラインプログラミング採用」のコーディングテストを受けた感想をご紹介します。
チームラボのエンジニア職の選考を考えている方は必見です。
この記事でわかること
- チームラボのコーディングテストの概要
- チームラボのコーディングテストは未経験でも通過できるか
- 実際に行っていたチームラボのコーディングテストの対策方法
- まとめ:チームラボのコーディングテストを受けた感想【難易度や対策も】
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他のWeb系企業のコーディングテストについて知りたい方は以下の記事をご覧ください。
各Web系企業のコーディングテスト情報一覧
目次
チームラボのコーディングテストの概要
私はチームラボの「オンラインプログラミング採用」のコーディングテストを受験したので、その際の感想・概要をご紹介します。
チームラボの本選考のコーディングテストの感想・概要
項目 | 内容 |
企業名 | teamLab Inc. チームラボ株式会社 |
応募職種 | オンラインプログラミング採用 ※書類選考なし&プログラミングスキルで面接までスキップ |
受験年度 | 2021年 |
出題数 | 1時間以内に次々と出題される ※正解しないと次に進めません |
難易度 | 1問目~3問目はAtCoderのB~Cくらい 4問目~5問目はAtCoderのCくらい 6問目以降はAtCoderのC~Dくらい |
問題の概要 | 1問目~3問目は基礎的な数学・算数力があり、繰り返し処理や条件分岐が書ければ数分で解ける(最大公約数、最小公約数、フィボナッチ数列のようなイメージ) 4問目~5問目は基礎的な数学・算数力があり、計算量を意識した複雑なプログラム(マニアックな標準関数や再帰関数)が書ければ10~15分程度で解ける 6問目以降は複雑な規則性を見つけた上で、計算量を意識した複雑なプログラム(マニアックな標準関数や再帰関数)が書ければ20分程度で解ける |
制限時間 | 60分間で解けるだけ解く |
問題文の言語 | 日本語 |
対応プログラミング言語 | 解答欄に答えを入力するだけなので言語は自由。 |
使用サービス | チームラボオリジナルの問題ツール オンライン・プログラミング採用 - チームラボ |
結果連絡 | 2週間以内にメールで連絡が来る |
対策方法 | 競技プログラミング(AtCoder) paizaでコーディング練習 アルゴリズム関連の参考書 |
感想・アドバイス | チームラボの「オンラインプログラミング採用」のコーディングテストは他の企業と異なり、指定時間内にどれだけ多くの問題を正解できるかで評価されます。 競技プログラミングと同じ様に、問題を重ねるにつれて難易度は上がっていきます。 ソースコードは入力する必要がなく、各々が求めた答えのみを入力し、正解なら次の問題に進めます。なので最初の方の問題ならプログラミングを使わずに算数や数学で求めることもできるでしょう。 正解できれば次の問題に進めますが、不正解の場合は正解できるまで進むことができません。 前の問題に戻ることもできません。 いずれの問題も、分からない際には適切なキーワードを検索すれば解答に近いコードがヒットすることもあるため、プログラミングスキルだけでなく検索力・リサーチ力も大切です。 |
問題文のコピー・転写は禁じられているので具体的な細かい内容までは記すことはできませんが、お役に立てれば幸いです。
※これらの情報は2021年度に受験した際の情報です。年度によって内容が変更されている可能性もあるのでご注意ください。
チームラボは選考の種類が豊富
すでにご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、チームラボでは色々な種類の選考を用意しています。
チームラボ卒論採用 | スキップ選考 | オンラインプログラミング採用 | チームラボ通年採用 | |
特徴 | 卒業制作・卒業論文で選考 | 1日で内定を獲得できる | スキルに応じて面接までスキップ | 学年関係なく通年でいつでも誰でもエントリー可能 |
対応職種 | エンジニア デザイナー カタリスト オープンポジション | Webアプリエンジニア フロントエンドエンジニア スマホアプリエンジニア | テクノロジー職 | エンジニア デザイナー カタリスト オープンポジション |
主な選考フロー | ポートフォリオ、課題、面接など | コーディングテスト、面接など | コーディングテスト、面接など | ポートフォリオ、課題、面接など |
Webサイト | チームラボ卒制卒論採用 | スキップ選考(エンジニア職) | オンラインプログラミング採用 | チームラボ通年採用 |
※こちらの情報は2022年1月現在のものです。
※基本的に面接は複数回開催されます。
皆さんのスケジュールや就活の状況を考慮しながら、自分に最適な選考を選択しましょう。
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チームラボのコーディングテストは未経験でも通過できるか
チームラボに限った話ではありませんが、プログラミング未経験からコーディングテストを通過するのはほぼ不可能だと考えて良いでしょう。
またコーディングテストではプログラミングの経験だけでなく、計算量を意識したアルゴリズムやデータ構造の知識、数学的な思考力も必要となってきます。
そのため一般的なプログラミングだけでなく、コーディングテストのための勉強も準備しておいた方が通過率は高まると言えるでしょう。
数ヶ月間の勉強で間に合う
とはいえチームラボのコーディングテストは他の企業と比較するとやや難易度は高めです。
ですので、最低でも数ヶ月間、コーディングテスト対策をしていないと通過する可能性は低いと考えられます。
特にプログラミング未経験者・初心者の方は対策を急いだ方が良いです
もしも未経験から効率的にプログラミングを学ぶなら、プログラミングスクールを通じてプロのエンジニアから教わるのがオススメです。
チームラボの就職・転職実績があるプログラミングスクール
実際に行っていたチームラボのコーディングテストの対策方法
ではチームラボのエンジニアのコーディングテストを突破できるようになるには、どんな対策方法で勉強すれば良いのでしょうか?
先に結論を申し上げますと以下の通りになります。
チームラボのエンジニアのコーディングテストの対策方法
- 書籍で勉強する
- プログラミングスキルチェックサービスで練習する
- 競技プログラミングで鍛える
それでは順番に解説していきます。
対策方法① 書籍で勉強する
1つ目の対策方法は、書籍で勉強するという方法です。
私が実際に購入して役に立ったと感じたのは以下の2冊です。
問題解決力を鍛える!アルゴリズムとデータ構造 (KS情報科学専門書)
プログラミングコンテストチャレンジブック [第2版] ~問題解決のアルゴリズム活用力とコーディングテクニックを鍛える~
どちらも例題と解説が細かく丁寧に書かれているので、2~3周することを目標に勉強してみましょう。
とはいえ2冊とも後半部分は難易度が高く、チームラボのコーディングテストではほとんど使わない知識も出てきます。
- 問題解決力を鍛える!アルゴリズムとデータ構造 (KS情報科学専門書)
→1章〜12章 - プログラミングコンテストチャレンジブック [第2版]
→1章〜3章
上に示した範囲を中心に学習すれば問題ないでしょう。
対策方法② プログラミングスキルチェックサービスで練習する
2つ目はプログラミングスキルチェックサービスを使って勉強する方法です。
私はpaizaの「プログラミングスキルチェック」を使用していました。
paizaのプログラミングスキルチェックサービスでは、500問近くの問題が用意されていて難易度は5段階に分けられています。
私は約2ヶ月間、毎日CとBの問題を1問ずつ問いていました。
毎日必ずコーディングテストに触れることで、コツコツと着実に力を伸ばすことができると言えるでしょう。
対策方法③ 競技プログラミングで鍛える
3つ目は競技プログラミングで鍛えるという方法です。
既にご存じの方も多いとは思いますが、競技プログラミングの中で最も有名な「AtCoder」がオススメです。
AtCoderでは毎週土曜日の21時から1時間40分間、AtCoder Beginner Contestという初心者向けのコンテストが開催されています。(たまに日程がずれることがあるので公式ツイッターや公式サイトを確認してみてください)
私はこのコンテストに毎週参加&毎日過去問を解いていました。
AtCoder Beginner Contestでは6問前後の問題が難易度順にA、B、C、D...と用意されています。
チームラボのエンジニア職のコーディングテストで合格を狙いたい方はA、B、Cを確実に解けるようにしておきましょう。
どんな日でもpaizaとAtCoderを毎日解き続けるのがポイント!
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まとめ:チームラボのコーディングテストを受けた感想【難易度や対策も】
まとめ:チームラボのコーディングテストを受けた感想【難易度や対策も】
- チームラボの「オンラインプログラミング採用」のコーディングテストは1時間以内に次々と出題される問題にプログラムで回答を導き出す形式
- 正解する度に難易度が上がっていくが、総じてAtCoderのB~Dの難易度
- チームラボの「オンラインプログラミング採用」のコーディングテストは他のWeb系企業と比較するとやや難しい
- チームラボに限らずコーディングテストは未経験だと厳しいのでしっかり対策しておく必要がある
- コーディングテスト対策は「参考書で勉強」「練習サイトで勉強」「競技プログラミングで特訓」の三本立てがおすすめ
今回はWeb系の大手自社開発企業を中心に新卒エンジニア就活をしていた私が、チームラボの「オンラインプログラミング採用」のコーディングテストを受けた感想をご紹介しました。
チームラボは受託開発企業であるため、現状のスキルに評価の比重をおいており、コーディングテストの難易度はやや高めです。
小手先の対策では太刀打ちできません。
また未経験・初心者の状態から効率的にプログラミングを学ぶなら、プログラミングスクールを通じてプロのエンジニアから教わるのがオススメです。
大学生におすすめのプログラミングスクールについては以下の記事をご覧ください。
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