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「中小企業クラウド活用コンテストin北海道」北海道総合通信局長賞は日美装建株式会社、釧路市長賞は株式会社ワイズスタッフが受賞

2018年03月05日(月)

一般社団法人クラウド活用・地域ICT投資促進協議会(略称:CLOUDIL)では、去る2月27日北海道釧路市の釧路センチュリーキャッスルホテルにおきまして、「中小企業クラウド活用事例コンテスト in 北海道」の最終公開審査プレゼンテーションを行い、各賞を決定、授与しました。

このコンテストは総務省北海道総合通信局と釧路ITクラスター協会の共催で、釧路市他の後援を受けて実施したものです。

最終審査プレゼンテーションでは、当協会理事の野水(サイボウズ 社長室)からの趣旨説明に続いて、事例講演として株式会社ジョイゾー 代表取締役の四宮 靖隆様が中小企業における様々なクラウド活用の具体的な事例や、クラウドを活用した対面での新しい開発手法などを披露しました。

そして、市議会の合間を縫って駆けつけた釧路市長の蝦名大也様による激励のご挨拶のあと、道内各地からの応募企業の中から最終選考に残った7つの企業による公開プレゼンテーションが行われました。
最終審査に残ったファイナリスト企業は以下の通りです。

ファイナリスト一覧
 株式会社シージェイシステム (電気通信設備工事業 札幌市)
 有限会社斉藤砂利工業    (砂利採取および販売事業 幕別町)
 日美装建株式会社      (清掃業 札幌市)
 株式会社学習塾あすなろ会    (教育業・塾 釧路市)
 株式会社釧路製作所     (金属製品製造業 釧路市)
 株式会社ワイズスタッフ   (IT関連事業 北見市)
 株式会社ポータス      (情報処理産業 釧路市)

プレゼンテーションは1社7分。限られた時間の中で、各社の代表がステージに立ち、自社のクラウド活用の内容と効果をデモなどを交えながら熱いプレゼンテーションが行なわれ、来場者は熱心に聞き入っていました。

ファイナリストのプレゼンテーションに続いてすぐに審査が行われました。
審査は、審査員として参加した総務省、釧路市、北海道総合通信局、とCLOUDIL会員企業であるKDDI、日本ユニシス、セールスフォース、サイボウズの他に、来場者全員がクラウドを使った電子投票を行い、審査員票を5割、会場投票を5割の比率で按分し、各賞を選出しました。

・北海道総合通信局長賞(副賞10万円)
  日美装建株式会社 

・釧路市長賞(副賞10万円)
  株式会社ワイズスタッフ 

・優秀賞(副賞2万円)
  株式会社シージェイシステム
  有限会社 斉藤砂利工業
  株式会社 釧路製作所 

表彰式の後、当協会副理事長である伊藤(セールスフォース常務執行役員)の講評があり、最後に、北海道総合通信局長の藤本昌彦様による挨拶で締めくくりました。

当日会場では、釧路市周辺の企業からおよそ70名が聴講に訪れ、一番評価するプレゼンを行った企業に1票を投じたり、審査員による質疑応答も活発に行われ、プレゼンテーションを盛り上げました。
CLOUDILでは、これからも地域に根ざしたICTの普及促進に力を尽くしてまいります。


上位2賞の受賞企業の発表内容


・日美装建株式会社(北海道総合通信局長賞)

日美装建の主要業務は清掃業、主に業務用エアコンのクリーニングを得意としています。
エアコンのクリーニングは短時間で多くの得意先を周り、現場数が莫大であることに加え、ぞれぞれに報告書が必要で日常業務において書類の取り扱いに時間がかかる上に、時たま発生するクレームの共有ができず、赤字の現場がなかなか減らない悩みを抱えていました。

そこでセールスフォースを導入し、報告書などのペーパーレス化を断行、案件やクレームの見える化を行い、結果として赤字案件を80%も減らすことに成功しました。
そして業務の見える化が進み、経営判断ができた結果、エアコンの清掃に注力することを決め、推進して3ヶ月で3倍も利益率を伸ばすことができました。

また、部長にSNSでつぶやいてもらう活動を継続的に行い、「札幌、エアコン清掃」などのキーワードで上位に表示されるようになり受注活動が進んでいます。

働き方の面でも今まで事務所に帰って行っていた報告書作成業務をタブレットなどを使って現場で終わらせるようにし直帰を実現、シフト管理なども現場で行えるようになりました。

最近では新しい挑戦として、IoT関連の取り組みも開始。中小企業庁の「ものづくり・商業・サービス新展開支援補助金」を使い、CO2やPM2.5などを測定するセンサーを顧客の現場に設置、濃度に合わせてエアコンを遠隔管理することで業務環境の浄化と省エネルギーの両立を図るサービスを展開し数々のメディアでも取り上げられています。


・株式会社ワイズスタッフ(釧路市長賞)

社長の田澤氏が、夫の都合で北見市に居を構えたのを機に同じ境遇の人でも安心して仕事をできる環境をと創業した株式会社ワイズスタッフ。1998年の創業以来、契約テレワーカー100名を超える規模になり、元々のホームページ制作などのIT関連サービスの請負に加えて、テレワークを普及させるための人材紹介や人材教育、ふるさとテレワーク推進事業など多方面の事業を展開しています。

従来の在宅勤務と言えばそれ専用の仕事を切り出して持ち帰る形だったのを、ワイズスタッフでは様々な工夫とツールを駆使して、テレワーカー同士が同じ部屋で仕事をしているような一体感でプロジェクトを進めています。

まずオフィス空間はバーチャルオフィスソフト「Sococo」を使って、PC上にそれぞれの座席を再現、在室不在のリアルタイム表示はもちろん、いつでも呼びかけや会議が可能です。プレゼン中は、社長室の扉をノックして社長を呼び出して挨拶させるデモも交えて普段の様子を再現しました。

また在籍宣言をしている勤務中は、一定時間ごとにスクリーンショットを記録してゆく機能を使って勤怠のセーフティネットとしています。

北見本社の他、東京や奈良にオフィスを構えていますが、在宅社員が多いため席はまばら、しかしそれぞれのオフィスを大型モニターのテレビ会議で常時繋いで、一つのオフィスに居るかのようにコミュニケーション可能としています。

スケジュール共有やほうれん草はサイボウズなどのグループウェアを駆使して、テレワーカー同士でも一つのプロジェクトを共同で進められる体制を作り、フルタイムでは働けない人達同士でも力を合わせて、一つの仕事を他社と同等以上のスピードとクオリティで納品できます。

北見市だけでは人材を確保できなくても、オホーツク地域全体からスキルを持った方を集めることでカバー。そうしたことができるのも、在宅でも特別に扱われること無く一体感を持って仕事に取り組める環境があってのこと。地方でも専門知識を活かした仕事ができる働き方の先例として日々進化を続けています。

以下当日の写真

1枚目: コンテスト会場の様子

2枚目: ジョイゾー四宮様による事例講演

3枚目: 釧路市長蝦名大也様ご挨拶

4枚目: 審査員席

5枚目: Finalistシージェイシステム

6枚目: Finalist斉藤砂利工業

7枚目: Finalistあすなろ会

8枚目: Finalist日美装建

9枚目: Finalist釧路製作所

10枚目: Finalistワイズスタッフ

11枚目: Finalistポータス

12枚目: 優秀賞授与

13枚目: 北海道総合通信局長賞授与

14枚目: 釧路市長賞授与

15枚目: 審査講評

16枚目: 北海道総合通信局長藤本昌彦様ご挨拶

添付ファイル

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